不気味な人形が原因で始まるホラー体験。一人称視点型サイコロジカルホラー「Baptiste」，ゲーム冒頭の約30分をプレイできる体験版を配信開始

　Firenut GamesとDigital Dreamは，開発中の一人称視点型サイコロジカルホラー「Baptiste」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）を2025年内にリリースすると発表た。あわせて，体験版の配信をSteamで開始した。

Steam「Baptiste」

　「Baptiste」は，家族に起った悲劇の癒しを求めるトムが母のサラを連れて，イギリスの片田舎にある架空の町ジャグドショア・クリフの邸宅に引っ越してきたところから始まる。この家には，「これをガラスの牢獄から解き放ってはいけない」という書かれたメッセージとともに，キャビネットの中に不気味な人形Baptisteが飾られていた。トムは，メッセージを無視して扉を開けてしまったため，悪夢との戦いが始まることになる。


　プレイヤーはトムとしてプレイをするが，父の死の記憶にもさいなまれており，Baptisteとの精神的な駆け引きを通したサバイバルの中で，現実と妄想の境界が薄れていく。ゲーム中に散らばる1つひとつのオブジェクトや手紙が，何らかの形でストーリーに影響し，恐怖と向き合うことで自分の中の心の闇が明らかになっていくという。


　体験版では，ゲーム冒頭の30分程度をプレイ可能で，振り返ると不気味な人物が無言で立っているといったジャンプスケアもあるなど，ゾクっとすること間違いなし。インタフェースと字幕は日本語化も行われる予定なので，気になる人は体験版を遊んでみるといいだろう。