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ハイスペックながら税込約5万円からのXiaomi製スマートフォン「POCO X7 Pro」が発売に
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POCO X7 Proは,XiaomiのPOCOブランドにおいてミドルハイクラスを担う「X」シリーズの新製品だ。2024年5月に登場した「POCO F6 Pro」が属する「F」シリーズの下位に位置付けられるという。
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ディスプレイは,6.67インチサイズで,解像度1220×2712ドット,最大リフレッシュレート120Hzの有機ELパネルを採用する。タッチパネルのサンプリングレートは標準設定で480Hzとのこと。また,POCO F6 Proと同じく,手や指が濡れた状態でも,高い精度でディスプレイを操作できる「ウェットタッチ」技術を備えているのもポイントと言えよう。
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搭載SoCのDimensity 8400-Ultraは,MediaTekが2024年12月に発表したプロセッサで,性能重視のArm製CPU IP「Cortex-A725」を8基搭載する「All Big Core」設計を採用したのが特徴だ。さらに電力管理機能も見直しており,MediaTekによると,前世代の「Dimensity 8300-Ultra」と比べて,高い性能を発揮しつつ,電力消費を抑えたそうだ。
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POCO X7 Proは,従来製品と比べて冷却機構も強化している。Xiaomiブランドの上位スマートフォンである「Xiaomi 14T Pro」にも採用する「3D IceLoop」システムを搭載しており,気体と液体の経路を分離しただけでなく,SoCに接する部分の形状を変更することで,冷却性能を高めたとのこと。加えて,SoCやカメラユニット周辺に10個の温度センサーを備え,それぞれの発熱を測定して,細かな温度調節を行う。
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また,POCO X7 Proには,POCO F6 Proと同じく,ゲーム向け最適化機能「WildBoost Optimization 3.0」を搭載するのも見どころの1つだ。WildBoost Optimization 3.0では,AIを利用してプレイするゲームに合わせてSoCの動作周波数や消費電力を最適化する「AI performance scheduling」や,超解像機能「1.5K AI Super resolution」といった機能を備える。なお,Xiaomiによると,1.5K AI Super resolutionに対応したゲームは「原神」のみとのことだが,今後対応ゲームを拡充したいという。
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アウトカメラは,標準と広角という2眼式だ。標準カメラに組み合わせるセンサーは,ソニー製の「IMX882」で,従来製品と比べて光の取り込み量が65%増えたことで,より高画質の写真を撮影できる。また,生成AIを使って背景にいる人を消す,あるいは背景を生成AIで描画して写真のスペースを補完する機能も備える。
メーカー | Xiaomi |
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OS | Android 15 |
ディスプレイパネル | 6.67インチ有機EL, |
プロセッサ | MediaTek製「Dimensity 8400-Ultra」 ・CPUコア:Cortex-A725(最大3.25GHz) ・GPUコア:Mali-G720 |
メインメモリ容量 | 8GB,12GB |
ストレージ | 256GB,512GB |
アウトカメラ | 2眼式 ・標準:約5000万画素,F1.5 ・広角:約800万画素,F2.2 |
インカメラ | 約2000万画素,F2.2 |
対応5Gバンド | n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41 |
対応LTEバンド | 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) |
Bluetooth対応 | 6.0 |
バッテリー容量 | 6000mAh |
連続待受時間 | 未公開 |
連続通話時間 | 未公開 |
USBポート | USB Type-C |
公称本体サイズ | 75.24(W) 75.24(W) |
公称本体重量 | 約195g(ブラック,グリーン) 約198g(イエロー) |
本体カラー | ブラック,グリーン,イエロー |
XiaomiのPOCO X7 Pro製品情報ページ
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Android端末本体
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