Continuum機能にも対応予定のWindows Phone「NuAns Neo」が2016年1月発売

　2015年11月30日，スマートフォン用周辺機器を展開するトリニティは，同社初のWindows 10 Mobile搭載のSIMロックフリー対応スマートフォン「NuAns Neo」（ニュアンス ネオ）を2016年1月に発売すると発表した。
　NuAns Neoは，上下2分割された別売りバックパネル「TWOTONE」（ツートーン）を，ユーザーが自由に本体部分と組み合わせることで，ユーザーが自分好みのスマートフォンを作れるというのが特徴だ。本体にはバックパネルが含まれていないので，製品として利用するには，本体＋バックパネル上半分＋バックパネル下半分を購入する必要がある。
　価格は本体が3万9800円（税別），バックパネルは1400円（税別）から。単純計算した最小構成の税込価格は4万6008円となる。

NuAns Neoの本体（左）。バックパネルは上下2分割となっており，さまざまな素材やカラーのパネルを，ユーザーが自由に組み合わせられる

バックパネルのサンプル。単なる樹脂製パネルだけでなく，表面に木材のシートを貼ったものや布素材を貼ったものなど，上下それぞれに8種類が用意されている

　搭載SoC（System-on-a-Chip）はQualcomm製の「Snapdragon 617」で，外部ディスプレイやキーボードなどと接続すれば，PC用のWindows 10と同じスタイルの画面で操作できる「Continuum」（コンティニューム）機能に対応予定なのも特徴だ。
　国内で販売予定のWindows 10 Mobile搭載スマートフォンとしては，NuAns Neoが初のContinuum対応製品となりそうである。

音量調節ボタンと［電源/スリープ］ボタンは，本体左側面にまとめられている（左）。同様に，各種ポート類やマイクの孔は本体下側面に集中配置。充電兼データ通信用のUSB端子は，USB Type-C 2.0ポートである

●NuAns Neoの主なスペック

• メーカー：トリニティ
• OS：Windows 10 Mobile
• ディスプレイパネル：5インチIPS液晶，解像度720×1280ドット
• プロセッサ：Qualcomm製「Snapdragon 617」（8 CPUコア，最大CPU動作クロック1.5GHz，Adreno 405 GPUコア）
• メインメモリ容量：2GB
• ストレージ：内蔵（容量16GB）＋microSDXC
• アウトカメラ：有効画素数約1300万画素
• インカメラ：有効画素数約500万画素
• バッテリー容量：3350mAh
• 対応LTEバンド：FDD-LTE 1/3/8/19/28
• 待受時間：400時間
• 連続通話時間：約960分
• 無線LAN対応：IEEE 802.11ac
• Bluetooth対応：あり（Bluetooth 4.1）
• 本体サイズ：74.2（W）×141（D）×11.3（H）mm
• 本体重量：約150g

NuAns Neo 公式Webサイト