本日(2024年9月26日)開幕した東京ゲームショウ2024で,ソニー・インタラクティブエンタテインメントは
「PlayStation 5 Pro」の実機を公開している。
11月7日に発売されるPS5 Proは,「PlayStation 5」の上位機にあたり,
「大規模化したGPU」「進化したレイトレーシング」「AIベースの超解像技術」の3点を特徴としている。技術的な考察は「
こちら」の西川善司氏の記事に詳しいが,ざっくり言えば,グラフィックスがよりキレイになって,しかも高いフレームレートを維持してくれるPS5といったところだ。
ブースにはデジタルエディションのPS5と並べて展示されているので,まずは外観写真をどうぞ。
左がPS5 Pro,右がPS5。見ての通り,少し大きくなったPS5といった雰囲気
![画像集 No.002のサムネイル画像 / PlayStation 5 Proの実機がブースで公開。「FFVII REBIRTH」の試遊では,専用のグラフィックスモードに対応[TGS2024]](/games/990/G999027/20240926026/TN/002.jpg) |
また,ブースにはPS5 Proを含めた「PlayStation 30周年アニバーサリー コレクション」も展示されている。初代PlayStationを思い出す懐かしのグレーな筐体,そしてカラフルなPSロゴがあしらわれた特別モデルだ(
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ブースではもちろんPS5 Pro対応タイトルの試遊も用意されている。出展タイトルで対応しているのは,
「グランツーリスモ7」と
「FINAL FANTASY VII REBIRTH」の2本だ。
まずグランツーリスモ7は,強化されたレイトレーシング技術でより陰影や反射の表現がリアルになり,さらに60fpsの高フレームレートでのレースを楽しめるのがポイント。とくに,車体の大きなアルファードで,グラファイトメタリックやブラックのカラーを選ぶと,車体に反射する風景やほかの車の表現が分かりやすい。雨のコースを選べば,濡れた路面のリアルさなども堪能できるだろう。
一方FINAL FANTASY VII REBIRTHは,グラフィックスオプションでPS5 Pro用の
「エンハンス」が選択できる。戦闘のアクションを楽しむために,グラフィックスよりもフレームレート優先の「パフォーマンス」設定で……といったことを考えずに,グラフィックスもフレームレートも落とさない欲張りセット! ができるモードだ。
写真ではさすがに伝わらないが,エンハンスを選ぶと髪のサラサラ感や装飾品の質感,周囲の環境の立体感などが向上しているのが分かる。
なにより,「とりあえずエンハンスを選択しておけばフルで楽しめる!」というのが分かりやすくていい。
PlayStationブースでは,PS5 Pro対応タイトル以外にも,さまざまなタイトルが出展されている。そのうちブースの半分を占めるのは,発売日が発表され期待が高まっている人も多いであろう「モンスターハンターワイルズ」だ
![画像集 No.021のサムネイル画像 / PlayStation 5 Proの実機がブースで公開。「FFVII REBIRTH」の試遊では,専用のグラフィックスモードに対応[TGS2024]](/games/990/G999027/20240926026/TN/021.jpg) |
![画像集 No.022のサムネイル画像 / PlayStation 5 Proの実機がブースで公開。「FFVII REBIRTH」の試遊では,専用のグラフィックスモードに対応[TGS2024]](/games/990/G999027/20240926026/TN/022.jpg) |
「モンスターハンターワイルズ」は武器やキャラクターの展示も
![画像集 No.023のサムネイル画像 / PlayStation 5 Proの実機がブースで公開。「FFVII REBIRTH」の試遊では,専用のグラフィックスモードに対応[TGS2024]](/games/990/G999027/20240926026/TN/023.jpg) |