イベント
オープンワールドでのサンドボックスゲーム「Myth of Empires」が,ChinaJoyでプレイアブル出展。日本語対応の早期アクセスで年末にプレイ可能
設立からまだ3年ほどの若い会社だが,既に2作めとなる本作を大々的にアピールしていた。しかも,スマホゲームが絶好調のこの中国で,ブースの風景どおりPC版のタイトルで勝負に出ている。「単に,自分達の夢を追ってるから(PC版)なのです」と語る制作チームが手掛けた,オープンワールドサンドボックス型オンライン戦争ゲームはどんなものなのか。気になって確認してみたので,ここに紹介しよう。
「Myth of Empires」は,Angela Gameにより開発中の,オープンワールドサンドボックス型戦争ゲーム,だ。火器が現れる前の時代を背景にしつつ,その時代の人間達の生活(“生存”と言い換えてもよいかもしれない)を描こうとしている。7月頭に公開された,制作中の裏話を紹介する動画では,冷兵器※それぞれの特性を活かした数値調整が行われたことが明かされた。武器の重さが,プレイヤーの行動速度へと影響することになるようだ。
※火器ではない武器/兵器,火薬を殺傷力を使わない武器/兵器を指す。木の枝や石,剣,刀,弓などのことだ
プレイヤーは,64キロ平方メートルという広さのマップに“普通の人”として生まれる。まず自然と向き合い,動物や見知らぬ人から身を守ろう。昼夜や天気の変化があり,序盤はサバイバル要素がかなり盛り込まれている。
石を叩いて採取したり,木材を伐採したりしていると,どんどん時間が過ぎていく。危険だ。見た感じ,こなれたサンドボックスゲームの雰囲気があり,プレイフィールもなかなかよさそうだった。もちろん作業道具も採取した資源で作るし,最後は自宅だって自分で作る。平屋からお城まで,思うがままにいくらでも増築できるし,その方向性も自由自在だ。
「生産しかないの?」 いやいやもちろんそんなことはない。戦闘好きも安心してほしい。単に白兵戦のPvPがあるだけでなく,とっておきの馬上戦だってある。ギルドを組んで攻城戦に参加することも,楽しみ方の一つだ。おそらくどんな嗜好(しこう)のプレイヤーも,飽きさせることはないと思われる。開発中の直撮り動画は同じくYouTubeオフィシャルチャンネルに公開されているので,じっくり観てみよう。
2021年6月のβテストの時点から,既に日本語に対応している本作は,Steamでの早期アクセスが年末に予定されている。年末までじっくり待っておこう。
4Gamer「ChinaJoy 2021」記事一覧
- 関連タイトル:
帝国神話
- この記事のURL: