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CEDEC 2015の開催に先駆け,ゲーム開発者に対するアンケート結果の速報が公開。今後携わりたいプラットフォームの1位は据置型ゲーム機
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印刷2015/08/24 14:55

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CEDEC 2015の開催に先駆け,ゲーム開発者に対するアンケート結果の速報が公開。今後携わりたいプラットフォームの1位は据置型ゲーム機

 コンピュータエンターテインメント協会 CEDEC運営委員会は2015年8月26日から開催するCEDEC 2015に先駆け,「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート2015調査」の速報を公開した。

画像集 No.003のサムネイル画像 / CEDEC 2015の開催に先駆け,ゲーム開発者に対するアンケート結果の速報が公開。今後携わりたいプラットフォームの1位は据置型ゲーム機

 このアンケート調査はゲーム開発に携わる人々を対象に行われたもので,ゲーム開発者のキャリア形成やスキルアップのためのノウハウを共有することを目的としている。

 調査結果によると,ゲーム開発者の平均的な勤続時間は週46.4時間で,全産業の平均と比べて7時間多いが,9割が自分の仕事に誇りを持っており,熱心に仕事に取り組む姿勢が際立っているようだ。また,「今後、開発に関わりたいプラットフォーム」という質問では、据え置き型ゲーム機が38%で,スマートフォンの29%を10ポイント近く上回る結果となっている。

 表やグラフなどのデータは,以下のリリース文にて確認して欲しい。さらに,公式サイトでは詳しい資料も配信されているのでそちらもあわせてチェックしておこう。

「CEDEC 2015」公式サイト

「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査 2015」速報データ


CEDEC 2015
「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート2015」調査 速報
ゲーム開発者の熱心な仕事振りがより鮮明に
38人の開発チームの一員として、16カ月をかけて1タイトルを開発
9割が自分の仕事に誇りを持ち、72%が専門職を、28%がマネジメント職を志向
今後携わりたいプラットフォームは、据置型ゲーム機が38%、スマートフォンが29%

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コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス 2015(CEDEC 2015)
テーマ:「Reach Next Level !」
会 期:2015年8月26日(水)〜28日(金)
会 場:パシフィコ横浜(横浜市・みなとみらい)

CEDEC運営委員会では、CEDEC 2015の開催に先駆けて、ゲーム開発に携わる皆さんのキャリア形成やスキルアップのためのノウハウの共有を意図して、「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート2015」を実施しました。

対象は、ゲーム開発に携わるプロデューサー、ディレクター、プログラマー、グラフィッカー、プランナー・ゲームデザイナーなど。7月1日(月)から8月14日(金)の間に、インターネットを通じて、207件の有効回答を得ました。

3回目を迎える今回の調査結果からは、仕事に取り組む姿勢や将来のキャリア志向において、2013年の第1回の調査以降、依然として高い意識が維持され、ゲーム開発者の熱心な仕事振りがより鮮明になりました。

<速報版のデータはCEDEC公式ウェブサイトhttp://cedec.cesa.or.jp/で公開しています>

■開発者の28%がマネジメント職のキャリアを志向
仕事環境では、自己が所属する開発チームの人員は平均38人で、1タイトルの開発・運営に16カ月を要しています。90%が仕事に誇りを持ち、72%が専門職を志向し、第1回の調査結果で鮮明になった「生涯ゲーム開発者でありたいと願う生真面目な職人気質」に変わりはないものの、一方で、28%がマネジメント職のキャリアを志向していることも明らかになりました。

■熱心な仕事振りが、より鮮明に
普段の平均的な就業時間は、おおよそ午前10時から午後8までで週46.4時間。全産業の平均週間就業時間である39.1時間(総務省統計局平成26年労働力調査※1)を約7時間上回っています。有給休暇取得日数は、全産業平均の9日(厚生労働省平成26年就労条件総合調査結果※2)とほぼ同じ平均8日です。また、平均的な通勤時間は45分間と、90%以上が首都圏等関東地域に勤務する割には通勤の便に配慮が見られ、ゲーム開発者の熱心に仕事に取り組む姿勢が際立つ結果となっています。

※1「平成26年労働力調査年報 I-A-第12表」(総務省統計局)
http://www.stat.go.jp/data/roudou/report/2014/index.htm(2015年8月22日に利用)
※2
「平成26年就労条件総合調査結果の概況:結果の概要(1 労働時間制度)第5表」(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/
jikan/syurou/14/gaiyou01.html
(2015年8月22日に利用)


■今後、関わりたいプラットフォーム、据え置き型ゲーム機38%
昨年の調査では、今後3年間のゲーム産業の成長に重要なプラットフォームとしてスマートフォンと回答した割合は90%以上でした。今回調査の「今後、開発に関わりたいプラットフォーム」では、据え置き型ゲーム機が38%で、スマートフォンの29%を10ポイント近く上回る結果となりました。


本調査は、CEDEC運営委員会が、専修大学ネットワーク情報学部准教授の藤原正仁氏とともに、ゲーム開発者が働く環境および開発者のキャリアに関する意識や行動の現況を把握し、ゲーム開発者およびゲーム開発の仕事を希望する方へ、キャリア形成について考える契機となるための情報を提供することを目的としています。また、経年的に本調査を実施することにより、他産業や海外との比較なども考慮に入れ、ゲーム開発を取り巻く環境について、産・官・学それぞれの立場での対応に役立つ情報を提供するものです。

「CEDEC」公式ウェブサイト http://cedec.cesa.or.jp/


「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート 2015」調査 速報(抜粋)

<開発プロジェクト人員>
Q15.あなたは、現在、全員で何人のプロジェクトに携わっていますか。あなたは、今後、全員で何人のプロジェクトに携わりたいと思いますか。

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<ゲーム開発期間>
Q17.あなたは、現在、どれくらいのサイクルで一つのゲームに携わっていますか。あなたは、今後、どれくらいのサイクルで一つのゲームに携わりたいと思いますか。

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<キャリアやゲーム産業に関する意識>
Q47.キャリアやゲーム産業に関することについてお伺いします。

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<一週間の労働時間>
Q33.あなたは、普段、一週間でどのくらいの時間働いていますか。あなたは、普段、一週間でどのくらい働きたいと思いますか。

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<片道の通勤時間>
Q31.あなたの片道の通勤時間は何分ですか。
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<今後関わりたいプラットフォーム>
Q19.あなたは、現在、どのようなプラットフォームに携わっていますか。あなたは、今後、どのようなプラットフォームに携わりたいと思いますか。

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