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バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表
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印刷2021/05/28 20:30

業界動向

バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

 バンダイナムコグループは本日(2021年5月28日),「機動戦士ガンダム」の“IP軸戦略”を進化させるべく,「ガンダムプロジェクト」を発足したと発表した。このガンダムプロジェクトを主体として,2022年にテレビ放映開始から20周年を迎える「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの新プロジェクト「GUNDAM SEED PROJECT ignited」が始動したことも発表している。

画像集#002のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

 ガンダムプロジェクトは,グループ全体でより効果的なガンダム戦略を立案・実行する体制を構築するために,チーフガンダムオフィサーを主宰としたグループ横断プロジェクトとして発足したもの。今後は,ガンダムプロジェクトを中心として,ガンダムによるグループ事業強化,グループ外との連携強化などによりグループ内リソースのイノベーションを図り,機動戦士ガンダムシリーズのIP価値を向上させ,“世界最大級のIP”として成長させることに取り組んでいくという。

 本日始動が発表されたGUNDAM SEED PROJECT ignitedは,劇場作品の制作を中心に世界中で機動戦士ガンダムSEEDシリーズに関するさまざまな施策を行うというプロジェクトであり,その一つとして“新作ゲームの開発”も挙げられている。クロスオーバー作品を除けば,2012年発売のPlayStation Vita向け「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」以来のゲームということになるだろうか。ゲームの詳細は今後発表していくとのことなので,ぜひ楽しみにしておこう。

バンダイナムコホールディングス コーポレートサイト


バンダイナムコグループ
「ガンダムプロジェクト」発足のお知らせ
〜世界最大級のIPを目指して〜

バンダイナムコグループは、IP(キャラクターなどの知的財産)の世界観や特性を活かし、最適な商品・サービス等を、最適なタイミングで、最適な地域に向けて提供することにより、IP価値の最大化を図る「IP軸戦略」を推進しています。そして、有力なIPを数多く展開する中でも、2020年度のグループ全体のIP売上高として950億円を記録した『機動戦士ガンダム』シリーズにおいて、IP軸戦略を進化させるべく、今年度「ガンダムプロジェクト」を発足いたしました。

■「ガンダムプロジェクト」とは
バンダイナムコグループは、『機動戦士ガンダム』シリーズのIP軸戦略を進化させるべく、今年度「ガンダムプロジェクト」を発足いたしました。
2020年にバンダイナムコグループに株式会社創通が加わり、『機動戦士ガンダム』シリーズのビジネスのバリューチェーンをグループ内に一元化することで、よりスピード感のある効果的なガンダムグローバル戦略の推進が可能になりました。
さらに、グループ全体でより効果的なガンダム戦略を立案・実行する体制を構築するために、チーフガンダムオフィサー※を主宰としたグループ横断プロジェクトである「ガンダムプロジェクト」を発足させました。
今後、「ガンダムプロジェクト」を中心として、ガンダムによるグループ事業強化と同時に、グループ外との連携をも強化してグループ内リソースのイノベーションを図り、『機動戦士ガンダム』シリーズのIP価値を向上させ、世界最大級のIPとして成長させることに取り組んでまいります。
※チーフガンダムオフィサー(以下 CGO)とはバンダイナムコグループのガンダム事業を統括する役割として2003年より設置。
現在はバンダイナムコエンターテインメント藤原孝史常務取締役が務める。

■CGO藤原孝史よりガンダムプロジェクト発足にあたってのコメント

画像集#003のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表
まず初めに、ガンダムは1979年のTVアニメーション放送から40年以上を経て、国内だけにとどまらず、世界中で多くの皆様に支持されるまでに成長することができましたことにつき、ひとえに世界中のガンダムファンの皆様のおかげだと感謝申し上げます。
ガンダムはバンダイナムコグループが展開する作品や商品だけにとどまら
ず、GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの動くガンダムに象徴されるように、我々の力だけではなく、ガンダムを愛する多くの方々の様々な想いや力に支えられているのだと強く実感しております。
この度、ガンダムのIP価値を向上させ、世界最大級のIPへ成長させるために、ガンダムプロジェクトを発足いたしましたが、やはりファンの皆様と共に成長していくことがガンダムというキャラクターの目指す姿だと思っております。
ガンダムプロジェクトでは、ファンの皆様と一緒に何ができるのかを本気で考えてまいります。
ぜひ皆様と一緒にガンダム・ガンプラ45周年、そしてさらにその先の未来へと歩んでいければ幸いです。



TV放送から間もなく20周年
「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ新PROJECT
『GUNDAM SEED PROJECT ignited』始動!
劇場作品の制作を中心に、世界中で今後さまざまな施策を実施! 上海に「実物大フリーダムガンダム立像」お披露目や公式外伝も7月連載スタート

バンダイナムコグループは、IP軸戦略のもとに発足させたガンダムプロジェクトを主体として、2022年にTV放送開始から20周年を迎える「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの新プロジェクト『GUNDAM SEED PROJECT ignited』を始動いたしました。

画像集#004のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

『GUNDAM SEED PROJECT ignited』は、既に発表しておりました劇場作品の制作を中心に、世界中でさまざまな「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの施策を行っていくプロジェクトです。
5月28日にオープニングセレモニーが実施された中国・ららぽーと上海金橋店での「実物大フリーダムガンダム立像」の設置や、同日より開催する「GUNDAM docks at Shanghai」、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの新作ゲームの開発、そして、公式外伝となるガンダムSEED MSV「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE」のコミック連載とガンプラの展開を予定しています。
今後もさまざまな施策を展開してまいります。
当プロジェクトに関しては、本日、中国・上海市で開催した「実物大フリーダムガンダム立像」オープニングセレモニーにて発表いたしました。
「実物大フリーダムガンダム立像」オープニングセレモニーについては、その映像を5月31日(月)12時(日本時間)より、日本国内ではガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」にて、海外では公式YouTubeチャンネル「Gundaminfo Ch.」にて配信予定です。

◆劇場作品について
TVシリーズの続編となる劇場作品を、福田己津央(ふくだみつお)監督のもと、鋭意制作中です。
公開時期など詳細につきましては、今後発表してまいります。

◆「実物大フリーダムガンダム立像」について
画像集#005のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表
「実物大フリーダムガンダム立像」は、海外初となる実物大ガンダム立像として、中国・上海市に2021年4月28日にオープンした「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」に設置しました。海外でも人気の高い「機動戦士ガンダムSEED」のフリーダムガンダムを劇中と同スケールの頭頂高18.03mで再現、実物大ガンダム立像としては初めて背中に大きな羽根を有し迫力あるシルエットとなっています。
ららぽーと壁面の大型LEDビジョンに映し出される福田己津央監督の演出による新作アニメーションと連動したドラマティックな演出を楽しむことができます。
5月28日に、現地ゲストを招き、立像のオープニングセレモニーを実施しました。

画像集#006のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

*立像演出時にLEDビジョンに流れる映像(一部)
画像集#007のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表 画像集#008のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

*立像オープニングセレモニー時に流れたライブ映像(T.M.Revolution/西川貴教)
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◆「GUNDAM docks at Shanghai」について
画像集#011のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表
2021年5月28日〜7月11日、中国内地初となるガンダム超大型イベント「GUNDAM docks at Shanghai」を「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」で開催します。
会場ではガンダムの歴史やアニメに触れられるコーナーをはじめ、GUNPLAの無料体験会や、このイベントでしか買えない限定商品も多数ご用意しています。

◆新作ゲームについて
「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの新作ゲームの開発が決定しました。
ゲームの詳細は今後発表していきますのでぜひご期待ください。

◆外伝「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE」について
画像集#012のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表
「機動戦士ガンダムSEED」シリーズMSV(モビルスーツバリエーション)新企画として、2021年7月より「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE」がコミックにて国内外で展開を開始します。

<あらすじ>
C.E.(コズミックイラ)72年・・・
後に「空白の二年」と呼ばれることとなるこの時期。ある者は、「薄氷の平和の時間」、またある者は「次なる狂騒への休憩時間」と呼ぶ。
これは、狭間の物語。「二つの大戦の狭間で、“ODR(オーダー)”と呼ばれし空虚の部隊に命を賭した者たちの物語」。

画像集#013のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

<スタッフ>
企画・制作:サンライズ
ストーリー:SOW
漫画:曽我篤士
キャラクターデザイン:工画堂スタジオ
メカデザイン:阿久津潤一(アストレイズ)
制作協力:BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン/ガンダムエース編集部

<キャラクター>

タツミ・ホーリ(17歳 男性)

画像集#014のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

「ODR」のMS(モビルスーツ)パイロット。
遺伝子操作を受けていない人類「ナチュラル」の生まれであるため、身体能力、頭脳その他は、平均クラスだが、なぜか「エクリプス」の操縦にのみコーディネイターを凌駕する才能を持つ。


ミヤビ・オト・キオウ(19歳 女性)

画像集#015のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

「ODR」の指揮官。遺伝子操作が施された人類「コーディネイター」故に、各種能力は高いが、複雑な育ちをしている為、現在の社会情勢を悲しく思っている。
良家育ちの割には、自由な発想を持ち行動力がある。


ケン・ノーランド・スセ(18歳 男性)

画像集#016のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

「ODR」のもう一人のパイロットで「コーディネイター」。
頭脳全般、身体能力、MSの操縦全てにおいて高い能力を示す。
「ナチュラルとコーディネイターの戦争」に対し、諦観の念を抱いている。


<登場モビルスーツ(主役機)>
MVF-X08 エクリプスガンダム
オーブにて極秘に開発されたカスタムモビルスーツ。最大の特徴は、飛行形態からMS形態への変形。さらに「ミラージュコロイド」機能も搭載し、隠密作戦を得意とする「ODR」の運用に特化した機能性を備えた機体。現在2機が確認されている。

画像集#017のサムネイル/バンダイナムコグループが「ガンダムプロジェクト」を発足。新作ゲームの開発を含む,「機動戦士ガンダムSEED」新プロジェクトの始動も発表

<展開媒体>
2021年7月より全世界にてコミック展開スタート。
国内: ガンダムエース 9月号(7月26日発売)より連載開始
海外: GUNDAM.INFO( https://en.gundam.info/ )にて7月より展開開始

<商品展開>
主役MSである「エクリプスガンダム」のガンプラ「マスターグレード(MG)」シリーズでの最速立体化が決定!
最新のMG SEEDシリーズの意匠を踏襲しつつ、当機体の特徴である飛行形態からMS形態への変形を再現。
さまざまな武装パック装備に対応しており、劇中の換装を再現。ビームサーベルやビームライフル等の各種武装に加え、腕部にシールドを装備が可能。付属のエフェクトパーツでビームシールドの展開を表現。

「MG 1/100 エクリプスガンダム」メーカー希望小売価格:5,500円(税 10%込) 2021年8月、一般店頭にて発売予定
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◆「機動戦士ガンダムSEED」シリーズとは
2002年10月に「機動戦士ガンダムSEED」のTV放送を開始し、2004年には続編となる「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を放送しました。「21世紀のファーストガンダム」と呼ばれ、10代を中心に高い人気を博し、公式外伝によるオリジナルビデオアニメや漫画、小説、ゲーム、商品など幅広く展開され、今なお拡大を続けています。
2011年にはHDリマスター化され、配信、放送しています。

<あらすじ>
舞台は、宇宙時代の幕開けとなったコズミック・イラ(C.E.)。科学が飛躍的に発達する一方で、遺伝子操作が施された人類「コーディネイター」と、遺伝子操作を受けていない人類「ナチュラル」との対立が激化。コーディネイターは、宇宙コロニー群「プラント」を、ナチュラルは地球を拠点とし、両者間の緊張状態が続いていた。
C.E.70、プラントへの核攻撃「血のバレンタイン」事件を機に、プラントの軍事組織ザフトと地球連合軍は本格的な戦争に突入する。戦線が膠着する中、中立国であるオーブ連合首長国の資源衛星・ヘリオポリスをザフトが急襲し、工業カレッジに通う学生キラ・ヤマトは戦闘に巻き込まれてしまう。避難しようとする彼の目に飛び込んできたのは、地球連合軍が開発したMS(モビルスーツ)と、ザフトの戦闘服に身を包んだ幼馴染、アスラン・ザラの姿であった。アスランとの再会に動揺するキラ。だが、キラは仲間を助けるため、コーディネイターでありながら地球連合製MS・ストライクガンダムに搭乗する――。



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