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「CEDEC AWARDS 2021」,4部門の優秀賞20組を選考。特別賞はマーク・サーニー氏が受賞
「CEDEC AWARDS 2021」の優秀賞(最優秀賞ノミネート)20組を選考 | |||
配信元 | コンピュータエンターテインメント協会 | 配信日 | 2021/08/10 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
「CEDEC AWARDS 2021」
4部門の優秀賞20組を選考 特別賞にマーク・サーニー氏を決定
日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC2021」(CEDEC=セデック:Computer Entertainment Developers Conference 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)は、コンピュータエンターテインメント開発の進歩へ顕著な功績のあった技術にフォーカスし、技術面から開発者の功績を称える「CEDEC AWARDS 2021」の優秀賞(最優秀賞ノミネート)20組を選考しました。
コンピュータエンターテインメント開発全般に貢献した方を表彰する「特別賞」は、歴代プレイステーションの設計・開発に深く関わられ、素晴らしいゲーム体験を提供し続けているマーク・サーニー氏に決定しました。
■「CEDEC AWARDS 2021」の優秀賞20組を選考。最優秀賞は、8月25日(水)にライブ配信!
「CEDEC AWARDS 2021」の優秀賞(最優秀賞ノミネート)は、CEDEC2020の受講者アンケートで高評価を得た講演者と、CEDEC2021のセッションを選定するセッションワーキンググループの各分野のプロデューサーとで組織する「CEDEC AWARDS 2021 ノミネーション委員会」が、「エンジニアリング」「ビジュアルアーツ」「ゲームデザイン」「サウンド」の4部門で計20組を選考しました。(別紙参照)
優秀賞の中から、CEDEC2021受講者、講演者の投票を経てCEDEC運営委員会により、栄えある最優秀賞を各部門それぞれ1組決定します。なお、本年は昨年に引き続きオンライン開催のため、例年はCEDEC会場内で行っていた発表・授賞式は行わず、8月25日(水)17:30より、オンライン発表授賞式をライブ配信します。
これらの優秀賞(最優秀賞ノミネート)の詳細およびCEDEC AWARDSの実施概要は、CEDEC2021公式Webサイト( https://cedec.cesa.or.jp/2021/event/awards )をご覧ください。
■CEDEC AWARDS 2021 特別賞
授賞者
マーク・サーニー 氏
授賞理由
歴代プレイステーションの設計・開発に深く関わられ、素晴らしいゲーム体験を可能とするプラットフォームを提供するとともに、「クラッシュ・バンディクー」や「ラチェット&クランク」といったプレイステーションを代表する多くのヒット作の制作にも参画してきた。ハード・ソフトを問わず”遊び”を常に最先端でリードすることで、ゲーム産業の発展を支え、業界をけん引し続けている。
略歴
2020年にソニー・インタラクティブエンタテインメント史上最大の規模でロンチした最新機プレイステーション5を含む、近年のPlayStationプラットフォームのリードシステムアーキテクト。
ビデオゲーム業界で40年近くのキャリアを持ち、37のコンソールゲームおよびアーケードゲーム作品でゲームデザイナー、プログラマー、プロデューサー、ディレクターを務める。手がけた作品には『クラッシュ・バンディクー』、『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』、『ラチェット&クランク』、『RESISTANCE〜人類没落の日〜』、『KNACK』、『人喰いの大鷲トリコ』、『Marvel's Spider-Man』、『DEATH STRANDING』、『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』、『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』など歴代のプレイステーションで高い評価を受けた独占タイトルが含まれる。
1998年、自身のコンサルタント会社であるサーニーゲームズを設立。
2004年、International Game Developers Associationの生涯功労賞を受賞し「コラボレーションの達人」、「何でも屋」と称されている。
2010年、Academy of Interactive Arts & Sciencesの13人目の殿堂入りを果たす。
■CEDEC 公式サイトにて受講登録を受け付け中
CEDECでは、受講パスの種類によって参加可能なプログラムなどが異なります。
詳しくは公式Web サイト( https://cedec.cesa.or.jp/2021/outline/application )をご覧ください。
CEDEC AWARDS 2021 優秀賞(最優秀賞ノミネート)一覧(敬称略)
【エンジニアリング部門】
対象 | 受賞者(現所属社名) |
---|---|
ハードウェアベンダーに中立な形でのリアルタイムレイトレーシング用APIの策定 | 「DirectX Raytracing」開発チーム (マイクロソフトコーポレーション) |
動的物体、動的光源に対応したリアルタイムレイトレーシングによるレンダリングの実現 | 「Minecraft with RTX」開発チーム (マイクロソフトコーポレーション) |
プロシージャル技術により、地球上のあらゆる場所の風景をリアルに表現 | 「Microsoft Flight Simulator」開発チーム (マイクロソフトコーポレーション) |
業界の技術発展に貢献したQA支援システムの開発技術やノウハウ | 龍が如くスタジオ ドラゴンエンジン開発チーム (株式会社セガ) |
キャラクターAIの意思決定技術に関する基礎技術及び実応用事例の共有 | 長谷 洋平 (株式会社バンダイナムコスタジオ) |
【ビジュアルアーツ部門】
対象 | 受賞者(現所属社名) |
---|---|
日本人の感情に訴えかける力をもった総合的なビジュアルクオリティ | 『Ghost of Tsushima』開発チーム (Sucker Punch Productions) |
熱さと可愛さが詰め込まれたビジュアル | 『ウマ娘 プリティーダービー』開発チーム (株式会社Cygames) |
リメイクの域を超え、一流のビジュアルで新たに生み出されたFFVIIの世界とゲーム体験 | 「FINAL FANTASY VII REMAKE」開発チーム (株式会社スクウェア・エニックス) |
2D最高峰の美麗グラフィックは更に進化 | 『Ori and the Will of the Wisps』開発チーム (Moon Studios) |
紙の温かさをデジタルで伝える繊細なビジュアル表現 | 『ペーパーマリオ オリガミキング』開発チーム (任天堂株式会社) |
【ゲームデザイン部門】
対象 | 受賞者(現所属社名) |
---|---|
VRによるアドベンチャーゲームの再構築 | ALTDEUS: Beyond Chronos」開発チーム (MyDearest株式会社) |
マーダーミステリーの可能性を切り開いたゲームデザインと物語体験 | ゲームクリエイター じゃんきち (佐藤倫) |
ゲームとしてニッチな分野に強く光を当てたテーマ選択とこだわり | えーでるわいす (えーでるわいす) |
ARゲームとしてトランスメディアストーリーテリングを取り入れる斬新性 | 「ガラパゴスの微振動」開発チーム (株式会社ENDROLL) |
拡張性の高いコンテンツ構成と「観て」プレイするゲーム性 | 「ウマ娘 プリティーダービー」開発チーム (株式会社Cygames) |
【サウンド部門】
対象 | 受賞者(現所属社名) |
---|---|
機械学習AIを活かした豊富なツール群によるサウンド制作の作業効率化及び高度なオーディオリペアの実現 | Alexey Lukin (iZotope Principal DSP Engineer) (iZotope) |
異国の歴史を題材とした作品を現地の人間がプレイして違和感の無い水準で完成させているサウンド演出 | 『Ghost of Tsushima』開発チーム (Sucker Punch Productions) |
最高のイマーシブオーディオ体験を実現する新型ハードウェアの開発 | Tempest3Dオーディオエンジン開発チーム (株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント) |
緻密で驚異的なディテールのサウンドデザインによる「没入できる世界」の表現 | 「The Last of Us Part II」サウンド開発チーム (NAUGHTY DOG LLC.) |
既存のオーディオ素材をリアルタイム処理、全く別の素材、質感に置き換える技術 | Orfeas Boteas (KROTOS) |
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