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イベント
初披露の新曲を次々と歌い上げる! 笑いと感動に溢れた「七次元生徒会! 〜前夜祭ステージ、使わせていただきます!〜」レポート
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本イベントでは,展示やアトラクション,ホールでの催しなどが実施されており,イベント前日にあたる2月20日には,前夜祭として「七次元生徒会!」によるステージイベント「七次元生徒会! 〜前夜祭ステージ、使わせていただきます!〜」が行われた。
本稿では,大盛況のうちに終了したステージイベントの様子をレポートしていく。
なお,本イベントの配信視聴チケットは3月9日23:59まで購入できる。視聴期間は3月10日23:59までだ(視聴ページはこちら)。以下,ステージ内容のネタバレを含むので,これから観る予定のある人は注意してほしい。
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「七次元生徒会!」とは,樋口 楓さん,叶さん,緑仙(本名は仙河 緑)さん,三枝明那さん,レオス・ヴィンセントさん,周央サンゴさんによる自主企画(ユニット)で,各ライバーが生徒会長,書記……といった「七次元高校」の生徒会役員として集まり,活動している。
主にYouTubeへの動画投稿やXでの漫画投稿を中心に活動しており,メンバー全員が「にじさんじ」のライブイベントに出演経験があることも,大きな強みだ。
開演時間になると,「七次元生徒会!」の紹介ムービーが流れ,イベントがスタート! 1曲目を飾ったのは,彼らのオリジナル楽曲「ホラフキパペット」。1番は生徒会長を務める叶さんが歌い,2番以降は全員で歌い上げた。
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曲が終わると学校のチャイム音が響き渡り,イベントの始まりを感じさせられる。三枝さんが客席に向かって「こんにちはー!」と挨拶するなど,イベント序盤から元気なコール&レスポンスが見られた。
生徒会のメンバーたちは,今回ステージ上で何を行うか決まっていないそうで,「楓 vs シリーズが見たいです」「結婚式は?」「チンチロがいいよ!」と,奇想天外な話し合いが繰り広げられていく。書記の緑仙さんは挙がった意見を書き込み,その様子がスクリーンに映し出されるのも“生徒会活動”らしさを感じられた。
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さまざまな提案が出るなか,やはり「ステージイベントらしく“歌”では?」という考えに至った6人。ここで「曲を作った」という三枝さんが叶さん,レオスさんとともに歌唱したのは初披露の新曲「バトルロイヤル 〜漢道〜」で,少し懐かしさを感じさせる曲調やクスッと笑える振り付け,歌詞が観客の笑いを誘っていた。
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思いも寄らぬ新曲に周央さんは,「昔のバラエティアイドルじゃん!」と大興奮。男性陣の歌唱を聴いて「歌いたくなった」と口にした樋口さんは,叶さん,緑仙さん,三枝さんと「怪獣の花唄」(Vaundyカバー)を熱唱。4人全員がソロライブ経験者ということもあり,紡がれるメロディーやハモリが曲に深みを持たせていた。
「すっごーい!」と心躍らせる周央さんに対し,「気取りすぎ!」と述べるレオスさん。自然体が大事だと語る彼が続いて歌うのは,生徒会メンバーについての歌詞にコミカルさを感じる新曲「BEST TREASURER」。作詞についてもレオスさん自身がベースを手掛けたそうで,隣で歌を聴いている5人も,笑いを堪えきれず思わず吹き出してしまうなど,ステージ上の楽しさが存分に伝わってきた。
イベントを盛り上げようとするあまり,口論をはじめてしまった1年生(レオスさん,周央さん)の2人。「喧嘩するならラップバトルですればいいじゃん!」という言葉から披露されたのは新曲「SEVEN-RESPECT!」で,自己紹介ラップを彷彿とさせる歌詞が印象的だった。
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怒涛の新曲ラッシュが続くなか,,「ここは私に任せて」と話すのは副会長の樋口さんだ。ここからは生徒会メンバー1人ずつのライブとなっており,彼女が歌い上げたのは「唱」(Adoカバー)。曲の途中では,ステージから炎が舞い上がり,会場のボルテージを一気に高めていく。
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目覚ましが鳴る音から始まったのは,三枝さんが歌う「金曜日のおはよう」(HoneyWorksカバー)。客席からのコールで盛り上がりを見せたのは,周央さんが歌唱した「ガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイト」(MOSAIC.WAVカバー) だ。
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イベントの前日に「歌ってみた」動画も投稿された「抜錨」(ナナホシ管弦楽団カバー)では,緑仙さんの歌唱力を堪能。「次回予告」(キタニタツヤカバー)では,先程の雰囲気とは打って変わり,レオスさんのカッコ良さを目に焼き付けることができた。本楽曲では,コーラスを生徒会メンバーが担当しているのも大きなポイントだろう。
会場から驚きや歓喜の声が続出したのは,叶さんがうさ耳姿で登場した「Bunny Girl」(AKASAKIカバー)で,最後まで生徒会の個性が垣間見えるコーナーだった。
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ソロ楽曲がひととおり終了すると,共通衣装を着こなした三枝さん,叶さん,レオスさんは「イケナイ太陽」(ORANGE RANGEカバー)を熱唱。樋口さん,緑仙さん,周央さんは,爽やかな曲調の中に切なさが残る「少女レイ」(みきとPカバー)を歌い上げ,観客の心を掴んでいく。
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イベントが終盤に近付いていくなか,再び6人で「ショウタイム・ルーラー」(ワンダーランズ×ショウタイムカバー) ,そしてオリジナル曲である「刹那の正体」を生歌唱。「ショウタイム・ルーラー」の終盤では,紙吹雪が噴出されるなど,本ライブは演出面でも客席を驚かせていた。
会場からは拍手や声援が沸き起こり,生徒会メンバーたちも「歌良いね!」「素晴らしい!」と満足そうな様子を見せる。イベントが終了しそうな雰囲気に「まだ終わりじゃない」「今日は『生徒会といえば?』な物を用意してきた」と取り出したのは,生徒会メンバー全員の“パペット”。6人全員がパペットを持ち,再度「ホラフキパペット」を歌う姿からは,筆者も本楽曲のMVやジャケットを思い出した。
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ここで,広報を担当している三枝さんから告知コーナーがあり,イベント開催を記念したブロマイドセットの販売や,CDの発売などが発表された。次々と告げられる新展開に,ファンの方々からうれしい悲鳴が上がっていた。
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そしてラストに披露されたのは,本日4曲目の新曲となる「七次元生徒会、活動開始!」。チャイム音のようなメロディーを取り入れた楽曲では,生徒会の良さを最大限まで引き出すとともに観客を最後まで魅了していく。最後には「本日の生徒会活動を終わります」という挨拶でイベントは締めくくられた。
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「にじさんじ 7th Anniversary Festival」公式サイト
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