西暦2056年の未来の地球を舞台にした，RPG的要素を持つ多人数参加型FPSゲーム「Rise of Power」が発表された。
　プレイヤーはアンダーグラウンドな地下組織か，それを取り締まる警察のどちらかに属してゲームをスタート。戦いに勝つことで，所属する組織内での自分のランクが上がっていくようになっている。このランクは，そのままプレイヤーのランクとして，ラダーシステムによって統括されているので，今自分がどの程度のランクにいるのかが分かるようになっている。
　なお，経験値のようなものが設定されており，戦いに勝つことでランクが上がると共に，新しいスキルが使えたり，お金をもらえたりするようだ。このお金をゲーム内の銀行にためていき，自分が必要とする武器や弾薬の購入資金や，自分が使用する乗り物の代金となったりする。
　開発はAmped Labsで，2003年夏頃のスタートを予定しているようだ。公式サイトが「こちら」で公開されており，ゲームに登場する武器などのショットが掲載されている。なお，公式サイトでは，製品版への無料アップグレードパスの付いたβテストプログラムを19.95ドルで通販している。
　ところで，掲載されているScreenshotsを見ると，"Torque Game Engine"と書かれている。あのチームベースFPSゲーム「Tribes 2」のゲームエンジンもTorqueというので，同じものかもしれない。なにせ，このゲームエンジンのライセンス料は，たったの100ドルだったのだから。（Asakura）