グラフィックスチップのRadeonシリーズで有名なATIテクノロジーズジャパンは，2003年9月26日から28日まで，幕張メッセの日本コンベンションセンターで開催される，Tokyo Game Show 2003のATIブースにおいて，Valve Softwareが開発中のFPS「Half-Life 2」を体験できるシアター・ブースを出展することを発表した。
　すべてのゲーマーが気になるであろう，「プレイできるの？」「どんなマシンを使うの？」という疑問について問い合わせたところ，残念ながらショウ当日まで一切の詳細発表はできないということで，何の情報も得ることができなかった。

　ATI公式発表では"「Half-Life 2」を体験できるシアター・ブースを出展する"とされている。ということは，2003年E3での公開同様，大きめのスクリーンが用意された劇場のような環境が用意されており，来場者はそこに座ってデモムービーを観る，あるいはインストラクターが操作する「Half-Life 2」のデモプレイを見ながら説明を受ける，というような形での発表となるのではないだろうか（あくまでも推測に過ぎないが）。もしこのとおりだとすると，E3から4か月ほど経って発売も近そうな雰囲気だというのに相変わらず触れることはままならず……と少し残念ではあるのだが。

　ともあれ話題のFPS「Half-Life 2」が，日本の公の場所で一般に公開されるのは，おそらく最初で最後。時間が許すなら会場に足を運んでみてはいかがだろうか。（Asakura）