人気タイピングソフトシリーズの最新作「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2004」の発売が，セガよりアナウンスされた。正直，マイナーチェンジな感は拭えない本タイトルだが，子供を意識した「キッズモード」ほか，マッチアップサーバーを介したお手軽対戦機能など，より遊びやすさを追求した内容になっているようだ。
　また同社の新作である「ソニックアドベンチャーデラックス」の発売日および価格も発表されたので，これを機に両タイトルの内容などをあらためて紹介していこう。（TAITAI）

「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2004」
■発売日：2003年12月4日
■価格：5500円
■メーカー：セガ
■対応OS：Windows 98/Me/2000/XP

■対応キーボード：Realforce89U
■型番：NFO100
■メーカー：東プレ株式会社（TEL：042-772-8114）
■メール：[email protected]
（特殊チップが必要なため，対応キーボード以外での2P対戦は出来ません）

　人気タイピングソフト「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」シリーズの最新作。マッチアップサーバーが用意されネットワーク対戦を手軽に楽しめるようになっているほか，2P対応キーボード（対応キーボード「タイパーの憧れの的」が，東プレから発売）を使用することで1台のPCによる二人同時対戦も可能に。対戦専用ミニゲーム集「Battle mode」も追加されているなど，対戦機能が大幅に強化されているのが本作の大きな特徴である。
　また「子供でも遊べるようにしてほしい！」という，発売以来寄せられている多くのユーザーの要望を反映し，今作からは「キッズモード」が用意されている。キッズモードは，ゲーム難度や過激な暴力表現を抑えた新たなゲームモード。子供でも迷わず入力できる「キッズ専用ワード」が追加されているほか，キャラクターのセリフが日本語吹き替え版に置き換わっているなど，子供でも楽しめるようさまざまな工夫が盛り込まれている。


「ソニックアドベンチャーデラックス」
■発売日：2003年12月18日
■価格：6800円
■メーカー：セガ
■対応OS：Windows 98SE/Me/2000/XP

　あの"ソニック"が活躍するハイスピード3Dアクションゲーム。「ソニックアドベンチャーデラックス」自体は，元々ゲームキューブ用に開発されたタイトルで，本作はその移植版に当たる作品だ。
　主人公の「ソニック」のほかに，「テイルズ」「ナックルズ」「エミー」「ビッグ」「E-102」の計6キャラクターを扱えるのが特徴で，キャラクターごとに異なる能力を持っているだけでなく，それぞれ違ったストーリーが用意されている点は大きな魅力。プレイヤーは，シリーズの特徴である「リング」を集めながら，起伏に富んださまざまなステージを踏破していくことになる。
　またユニークなのが，ゲーム内でミッションモードのクリア数など，ある条件を満たすと"ゲームギアでリリースされた12タイトルのソニックシリーズが遊べる"という要素だろう。初代「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「テイルスアドベンチャー」など，懐かしのゲームたちを楽しめてしまうのは，ファンにとっては嬉しい要素。遊ぶほどに"タイトルが追加されていく"というのであれば，ソニックアドベンチャーデラックス自体の攻略にも力が入るというものだろう。

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