[GDC 2024]Armが推奨するレイトレーシング時代のスマートフォンゲームグラフィックスとは?
スマートフォン向け最新SoCのGPUは,レイトレーシングに対応しているが,実際のゲームグラフィックスで活用されている例は少ない。GDC 2024でArmは,スマートフォン向けゲームでのレイトレーシング活用法について解説するセッションを行った。興味深いポイントが満載だ。
次世代のハイエンドスマホ向けCPU IP「Cortex-X4」が発表に。搭載製品は2023年後半〜2024年に登場
2023年5月29日,Armは,次世代のスマートフォン向けSoCを想定した新型CPU IPとGPU IPを発表した。とくにプレミアムCPUコア「Cortex-X4」やGPU「Immortalis-G720」で,性能向上と電力効率の改善が大きく謳われている。
[GDC 2023]スマートフォンでリアルタイムレイトレーシングを実現するArm製GPU「Immortalis-G715」の実力は?
半導体設計大手のArmは,GDC 2023に出展して,同社初のスマートフォン向けリアルタイムレイトレーシング対応GPU「Immortalis-G715」のデモを披露した。2023年中にも搭載スマートフォンが登場する本製品によって,スマートフォン向けゲームにも,いよいよレイトレーシング技術がやってくるだろう。
2023年のハイエンドスマホはレイトレーシング対応に? Armの新型CPUとGPUはこうなる
Armが先ごろ発表した新型CPU IP「Cortex-X3」とGPU IP「Immortalis-G715」は,2023年のスマートフォンに搭載するSoCの基盤となるものだ。詳細はまだ明らかになっていないものの,現状で判明していることについて解説しよう。
NVIDIA,Armをソフトバンクから買収。買収金額は約4兆2460億円
2020年9月14日,NVIDIAとソフトバンクグループは,ソフトバンクグループ子会社であるArmをNVIDIAが400億ドル(約4兆2460億円)で買収すると発表した。Armの中核事業である半導体IPのオープンライセンスモデルと,事業の中立性は買収後も維持するとNVIDIAは発表している。
2018年中に「Deimos」,2019年には「Hercules」を投入。Armが将来のCPUロードマップを明らかに
英国時間2018年8月16日,Armは,クライアント向けCPUのロードマップを公開した。2019年のSoCで使われる「Cortex-A76」で大幅な性能向上を実現した後に続くのは,「Deimos」「Hercules」で,これらによりArmはIntelの牙城であるモバイルノートPC市場をも狙うことになる。
[COMPUTEX]2019年のSoCに使われるArmの新CPU「Cortex-A76」と新GPU「Mali-G76」は,一体何が変わったのか
既報のとおり,COMPUTEX TAIPEI 2018に合わせて,Armは,
[COMPUTEX]Arm,新型CPU IPコア「Cortex-A76」と新型GPU IPコア「Mali-G76」を発表。エッジAIの処理性能が大きく向上
2018年6月4日,Armは,台湾・台北市で開催した報道関係者向け説明会で,新型CPU IPコア「Cortex-A76」やGPU IPコア「Mali-G76」など3製品を発表した。どちらのプロセッサも,処理性能や消費電力当たりの効率だけでなく,エッジAI処理における性能向上にも重点を置いているのが特徴だ。
Arm,ミドルクラスおよびエントリー市場向けの新GPU IPコア「Mali-G52」「Mali-G31」を発表
中国時間2018年3月6日,Armは,中国・北京で開催した報道関係者向けイベントで,ミドルクラス市場向けSoCをターゲットとする新型GPU IPコア「Mali-G52」と,エントリー市場向けSoCを狙う「Mali-G31」などを発表した。とくにMali-G52は,新しい第2世代「Bifrost」アーキテクチャを採用するという点がポイントだ。
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- ライター:大原雄介
Googleが発見した「CPUの脆弱性」とは何なのか。ゲーマーに捧ぐ「正しく恐れる」その方法まとめ
2017年末からにわかに騒がれ出した「CPUの脆弱性」問題だが,これは果たしてゲーマーにも関係のある話で,何か対策が必要だったりするのだろうか。概要をまとめつつ,「何をすべきか」を紹介したい。
2019年のスマートフォンでは,4K120fpsのVRコンテンツを楽しめるようになる? モバイルディスプレイ向けの新技術をARMが解説
2017年12月8日,Armは,東京・品川で開催した開発者向けイベントに合わせて,2017年11月に発表した統合型ディスプレイソリューション「Arm Display Solution」の報道関係者向け説明会を行った。将来のスマートフォン向けSoCに組み込まれて,4K解像度で120fpsのVRコンテンツを実現する鍵になる技術であるという。その概要をレポートしよう。
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- 編集部:小西利明
VRやHDR向けとなる統合型ディスプレイソリューションをArmが発表。Mali-D71とCoreLink MMU-600,Assertive Display 5の合わせ技
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ARMの次世代CPU「Cortex-A75」「Cortex-A55」は,現行CPUといったい何が違うのか
COMPUTEX TAIPEI 2017にあわせて,ARMが発表した新型CPU IPコア「Cortex-A75」「Cortex-A55」。はたしてこれらは,いったいどのような特徴を備えており,現行世代のCPU IPコアと何が変わっているのだろうか。ARM関係者への取材を通じて新型CPUの詳細がある程度見えてきたので,本稿ではこれらの特徴について紹介しよう。
[COMPUTEX]西川善司の3DGE:ARMの最新GPU「Mali-G72」はどこがどう変わったのか
2017年5月29日,COMPUTEX TAIPEI 2017の開催に先駆けて行われたARMのプレスカンファレンスで,新世代GPU IPコア「Mali-G72」が発表となった。その特徴と性能について,カンファレンスの内容と関係者へのインタビューで分かったことをまとめてお伝えしよう。
[COMPUTEX]ARM,新型CPUコア「Cortex-A75,A55」と新型GPUコア「Mali-G72」を発表
台湾時間2017年5月29日,ARMは,台湾・台北市で開催した記者説明会で,Cortex-Aシリーズの新型CPUコア「Cortex-A75」と「Cortex-A55」と,Maliシリーズの新型GPUコア「Mali-G72」を発表した。
ARMの新技術「DynamIQ」なら,とびきり速いプロセッサも,バッテリーが長持ちするプロセッサも作れる!?
去る2017年3月21日,ARMは,中国・北京で開催したイベントで,「DynamIQ」なる新技術を発表した。これは,次世代の「Cortex-A」を使った新しいマルチコアプロセッサを構成する技術で,既存のプロセッサよりも,CPUコア数を増やしたり,高性能CPUコアと低消費電力CPUコアを柔軟に組み合わせることが可能になるという。
ARM,新型GPUコア「Mali-G51」を発表。Bifrostアーキテクチャ採用GPUの第2弾で,採用製品は2018年頃登場の予定
英国時間2016年10月31日,ARMは,「Bifrost」アーキテクチャを採用するモバイル機器向けGPUコア「Mali-G51」を発表した。既存のミドルクラスGPUコアである「Mali-T830」と比べて,グラフィックス性能と電力効率が60%向上し,エリアサイズは30%の縮小を実現したのが特徴だ。採用製品は2018年頃登場の予定である。
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2017年に登場するARMの新CPUコア「Cortex-A73」と新GPUコア「Mali-G71」は,どんな特徴を備えているのか
2016年5月末に,ARMは,新CPUコア「Cortex-A73」と新GPUコア「Mali-G71」を発表した。2017年から2018年にかけて登場するであろうハイエンドスマートフォンに使われる可能性が高いものだ。これら新CPUと新GPUは,何を狙い,どのような特徴があるのだろうか。ARMが公開した情報を元に解説しよう。
ARM,新アーキテクチャ「Bifrost」を採用する新型GPUコア「Mali-G71」と,10nmプロセス世代の新CPUコア「Cortex-A73」を発表
英国時間2016年5月30日,ARMは,新世代の「Bifrost」アーキテクチャを採用するモバイル機器向けGPUコア「Mali-G71」と,新型CPUコア「Cortex-A73」を発表した。両製品とも,次世代の半導体製造プロセスである10nm FinFET向けに設計されているのが特徴だ。搭載製品は2017年に登場の予定。
ARMの新型64bit CPU「Cortex-A72」はXeon並みの性能を3分の1の消費電力で実現。ARM Tech Symposia 2015レポート
去る2015年12月2日,ARMは,東京・品川で開発者向けイベント「ARM
ARM,64bit命令セット対応のエントリーCPUコア「Cortex-A35」を発表。搭載SoCは2016年後半に登場の予定
英国時間2015年11月10日,ARMは,モバイル機器向けの新型CPUコア「Cortex-A35」を発表した。64bit命令セットアーキテクチャ「ARMv8-A」を採用するエントリーモデルで,低価格スマートフォン向けのSoCにも,ARMv8-Aに対応するCPUコアを統合できるのが特徴だ。採用SoCは,2016年後半に登場する見込み。
[GDC 2015]「Maliを使うとUnity 5で何ができるか」をARMがアピール。キーワードは「ローカルキューブマップ」
GDC 2015でARMは,同社製のGPU IPコア「Mali」と「Unity 5」を組み合わせたときにどんなゲーム表現を行えるかについて解説した。合わせて,Maliのポテンシャルをアピールするためのデモ「Ice Cave」も披露されたので,ここではそのあたりをまとめてお伝えしたいと思う。キーワードは「ローカルキューブマップ」だ。
[GDC 2015]ARM,大域照明ミドルウェアの最新版「Enlighten 3 with Forge」をリリース
英国時間2015年3月3日,ARMは,同社傘下のGeomericsが手がける大域照明ミドルウェアの最新版「Enlighten 3 with Forge」をリリースした。ミドルウェア本体のEnlighten 3と,ライティング編集ツールであるForgeで構成されており,高精度の間接照明表現や材質特性の高度な表現などが新要素となっている。
ARM,64bitの新CPUコア「Cortex-A72」とGPUコア「Mali-T880」を発表。採用製品は2016年に登場の見込み
英国時間2015年2月3日,ARMは,64bit ARMv8-Aアーキテクチャを採用する16nmプロセス世代の新CPUコア「Cortex-A72」と,GPUコア「Mali-T880」などを発表した。これらを採用したスマートフォンやタブレットが登場するのは,2016年の予定とされている。本稿では要点を簡単にまとめてみたい。
[SIGGRAPH 2014]組み込み機器向けGPUがGPGPU用途にも広がりを見せる。SIGGRAPH 一般展示セクションレポート
SIGGRAPHの一般展示セクション「Exhibition」には,IntelやNV
ARM,ミッドレンジ向けの新CPUコア「Cortex-A17」と新GPUコア「Mali-T720」を発表。採用製品は2015年以降に登場の予定
英国時間2014年2月11日,ARMは,新CPUコア「Cortex-A17」と,新GPUコア「Mali-T720」を発表した。Cortex-A17は,既存の「Cortex-A9」を置き換えるミドルレンジ向けのCPUコアで,Cortex-A9と比べて60%の性能向上を実現するという。搭載製品が市場に登場するのは2015年以降の見込みだ。
2020年にはインターネットにつながるデバイスが300億台!? IoT時代を見据えたARMの戦略をレポート
2013年12月5日,ARMは報道関係者向けの事業戦略説明会を開催し,6日に開催される開発者向けイベントに合わせて来日したARM本社の上級副社長らにより,同社のグローバル戦略が説明された。4Gamer読者にはあまり関わりのない話がほとんどだったのだが,ARMが今後の市場をどう捉えているのかが見えてくる話なのでレポートしたい。
ARMのミドルレンジCPUコア「Cortex-A12」の詳細が明らかに。Cortex-A9の弱点だった浮動小数点演算性能の改善を目指す
ARMは10月下旬に開催した開発者向けイベントで,新しいCPUコア「Cortex-A12」の詳細を公開した。現在のミドルレンジCPUコアである「Cortex-A9」の置き換えを狙うこのCPUコアには,いったいどのような特徴が備わっているのだろうか。ここではイベントの内容を元に,Cortex-A12の特徴を説明してみたい。
ARM,新世代GPUコア「Mali-T700」を発表。シェーダコア倍増のハイエンド市場向けと,Androidに特化したエントリー市場向けの2本立て
北米時間の2013年10月29日から10月31日まで,ARMは,米国カルフォルニア州サンタクララにて,開発者向けイベント「ARM TechCon 2013」を開催中だ。イベント初日である29日は,同社のGPU「Mali」の新世代版である,「Mali-T700」シリーズ2製品が発表されたので,その概要をお伝えしたい。
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- ライター:塩田紳二
[SIGGRAPH]NVIDIAやImagination,ARMの最新製品が競演。「Exhibition」展示セクションレポート(前編)
SIGGRAPHはコンピュータグラフィックスと,それに関連するインタラクティブ技術を扱う学会なのだが,最近では商業イベント的な側面が色濃く出てきており,かなり規模の大きい企業展示ホールも併設されている。本稿では,展示ホールに出展していた企業から,GPUに関わる企業ブースを中心に,展示の見どころをレポートしよう。
[COMPUTEX]ARM,新CPUコア「Cortex-A12」とGPUコア「Mali-T622」などを発表。200〜350ドル台の低価格スマートフォンを狙う
COMPUTEX TAIPEI 2013開催前日の6月3日,ARMは新しいCPUコア「Cortex-A12」と,GPUコア「Mali-T622」,ARM初のビデオ処理専用プロセッサコア「Mail-V500」と,これらの製造に用いる28nm世代のPOP IPを発表した。200〜350ドルの価格帯で販売されるスマートフォンを狙う新製品の,現時点で判明している情報について解説しよう
ARM,28nm HPMや16nm FinFETで製造されるCortex-A50用のPOP IPを発表
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ARMとTSMC,16nm FinFET採用の「Cortex-A57」プロセッサをテープアウト
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[GDC 2013]クラウドゲームにヘッドマウントディスプレイ,ゲームの未来を感じさせるGDC展示会場レポート(2)
今回はGDC 2013の展示会場で見た,興味深い製品や技術についてレポートの後編をお届けする。後編では,ヘッドマウントディスプレイの新製品を出展したOculus VRのブースや,NVIDIA,ARMブースを取材した。なかでもOculus VRブースは,1人あたりわずか2〜3分のデモを体験するために,最長2時間待ちの列ができるほどの人気があった。
NVIDIA,製品ロードマップを更新。次次世代GPUアーキテクチャ「Volta」と次次世代Tegra「Parker」の概要が明らかに
北米時間2013年3月19日,NVIDIAは自社主催のイベント「GTC 2013」で,製品ロードマップを更新した。次世代GPU「Maxwell」は単一のバーチャルメモリをサポートし,次次世代GPU「Volta」ではスタック型DRAMで1TB/sのメモリバス帯域幅を実現。次世代Tegra「Logan」ではKepler世代のGPUコアを採用し,次次世代の「Parker」ではついに「Project Denver」のCPUコアを統合するという。
ARM製GPUコア「Mali」採用のSoCが2012年に1億5000万個以上出荷される
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ARMのプロセッサIPは「ハードマクロ」でさらなる普及へ〜「ハードマクロ」とは何なのか
2012年12月6日,ARM主催の技術者向けイベント「ARM Technology Symposium 2012」が開催され,ARMアーキテクチャのプロセッサIPコアを実装するための実践的な内容が明らかとなった。今回はそのなかから,ARMアーキテクチャの普及を加速する存在として注目されている「ハードマクロ」とは何なのかを紹介してみたい。
ARM,64bit対応のプロセッサIPコア「Cortex-A50」を解説。big.LITTLEで性能と低消費電力性の両方を引き上げる
開発者向けイベント「ARM Technology Symposium」の開催を翌日に控えた2012年12月5日,ARMは都内で報道関係者向け説明会を開催し,64bit対応のプロセッサIPコア「Cortex-A50」シリーズをアピールした。搭載製品が登場するのは2014年予定で,まだ先の話になるが,イベントの前哨戦的にまとめてみることにしよう。
ARM,64bit対応の新世代プロセッサIPコア「Cortex-A50」シリーズを発表。CPU性能は現行のスマートフォン比で最大3倍に
英国時間2012年10月30日,ARMは,新世代命令セットアーキテクチャ「ARMv8」に基づくプロセッサIPコア「Cortex-A57」「Cortex-A53」を発表した。いずれも64/32bit両対応だ。Cortex-A57は,現行のスマートフォンと比べて最大3倍の高速化を果たし,Cortex-A53は,「Cortex-A9」と同等の性能をより小さなサイズで実現すると謳われている。