ASUSのゲーマー向けサウンドカード「Xonar Xense」が8月5日に発売。Sennheiser製ヘッドセット「PC 350」付属で3万円前後

　ASUSTeK Computerは，「Xonar」シリーズでは初のゲーマー向けモデルとなるPCI Express x1接続型サウンドカード「Xonar Xense」を，2010年8月5日より国内で販売すると発表した。予想実売価格は3万円前後。


　Xonar Xenseは，Sennheiser Communications製ゲーマー向けヘッドセット「PC 350」のカスタム版「PC 350 Xense Edition」が標準で付属するのが大きな特徴。同ヘッドセットでの利用に最適化したカードの設計と相まって，「最高のゲームオーディオ環境を実現できる」（※リリースより原文ママ）とされている。Dolby Laboratoriesのライセンスを受けており，バーチャルマルチチャネルヘッドフォン機能も利用可能だ。
　もっとも，「ヘッドセット専用」というわけではなく，S/PDIFや，ミニピンのライン出力によるアナログ7.1ch出力もサポートされている。

　参考までに，2010年8月4日現在のPC 350の実勢価格は2万円前後。ヘッドセットを使うことが前提となっている製品であることを考えると，3万円前後という予想実売価格は悪くなさそうだ。
　なお，本製品に関してはCOMPUTEX TAIPEI 2010のレポートが詳しいので，ぜひそちらも合わせてチェックしてほしい。主なスペックは下にリリースから引用したとおりだが，音質にこだわる自作派PCゲーマーにとっては，なかなか面白い製品が登場したといえそうだ。

COMPUTEX TAIPEI 2010での紹介記事

●主なスペック（リリースより，クリックで拡大）

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ASUSTeK Computer：http://www.asus.co.jp/index.aspx?aspxerrorpath=/product.aspx