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2024/07/19 19:35イベント
「Path of Exile」3.25アップデート「カルグールの開拓者たち」のメディア向けブリーフィングで公開された新情報をまとめて紹介
Grinding Gear Gamesは2024年7月17日，ハックアンドスラッシュアクションRPG「Path of Exile」のメディア向けブリーフィングを実施した。このブリーフィングでは，7月27日5：00に実装される3.25アップデート「カルグールの開拓者たち（Settlers of Kalguur）」の主なコンテンツが開発スタッフから紹介された。
本稿では，その内容をまとめてお伝えする。
「カルグールの開拓者たち」のチャレンジリーグでは，遠征リーグでおなじみのDannig，Rog，Tujen，Gwennenといったキャラクターが登場。カルグール人の彼らは，レイクラストとの貿易ルートを確立すべく，両都市の間に新都市「キングスマーチ」を築こうとしており，プレイヤーを含む多くの人々を雇用している。
プレイヤーはカルグール人から，都市の建設に必要な資源を探すように依頼される。その冒険では，腐敗に侵された鉄の鉱脈「クリムゾンアイアン」が見つかるかもしれない。しかし，この鉱脈の近くには危険な敵が潜んでいることもある。
また「オリハルコン」が見つかることもあるが，この鉱石は悪魔が崇拝しているため，採掘するには解放が要だ。そのほか，心ない敵を引き寄せる「石化した琥珀」や，元素と強い親和性を持ち，地域を不安定にさせる「ビスマス」，守っている敵が強いほどレアリティが高くなる「ベリシウム」が見つかることだろう。
これらの資源は守護している敵を倒すと入手でき，その鉱床に採掘用のタグを付けられるようになる。
キングスマーチでは採掘や精錬，消毒，農業などの作業を手伝ってくれる労働者を雇う必要がある。それぞれの労働者には専門分野があり，必要な賃金も設定されている。プレイヤーはリーグの進行中，それぞれの職種に最適な労働者を見つけ，賃金の支払いや安全の確保をして彼らを生存させなくてはならない。
都市を発展させていくと港を建設できて，カルグールとカルイ港を結ぶ航路を確立し貿易を行えるようになる。獲得した資源を船に積み込み，選択した港に送ると，貿易商が最適な取引になるように交渉してくれる。船が戻ってくると通知が届くので，プレイヤーは好きなタイミングで都市に戻り，報酬を受け取れる。
カルグール人は海運だけでなくテクノロジーにも力を入れており，ハイストリーグのエンジニアであるIslaを雇っている。リーグの終盤戦になると，Islaはカルグール仕様の地図制作を手伝ってくれる。
クラフトサービスもあり，Dannigが操作するルーン細工台は，カルグール人の強力な鍛冶術により武器にルーンの魔法を刻み込める。ルーンの種類や組み合わせは多数あり，武器に適用できる新たな技術をアンロックすることも可能だ。
また人気のあった組み替えシステムも復活する予定で，2つのアイテムを組み合わせて，それぞれの最高のモッドを1つのアイテムに集約させられる。
カルグール人は，ブラックマーケットや闇の取引に精通したハイストリーグのNPC・Faustusを雇用している。このNPCを介すると，通貨やアイテムのほとんどをほかのプレイヤーと非同期で売買が可能となる。この機能の実装には，今後も非同期取引が必要とされるか否かを確認するための実験的な意味もあるそうだ。
都市が発展すると，いい意味でも悪い意味でも注目が集まるようになる。「カルグールの開拓者たち」では，終盤に3人のボスが登場してプレイヤーの築き上げたものを狙ってくるようだ。彼らは労働者を捕らえて，身代金を要求するかもしれない。そのとき，彼らと対峙するのか，要求どおり金銭を支払うのかの判断を求められる。
3.25アップデートでは，剣闘士が再調整される。これまで同様，出血効果とブロックに関するパッシブスキルに加え，一部のスキルが新しいものに置き換えられる。
また，二刀流で異なる武器を組み合わせることにより，さまざまな強力なボーナスを得られるようになった。たとえばダガーはクリティカル率が上がり，メイスは効果範囲が広がるといった次第である。
レイダーに代わる新たなアセンダンシークラスとして，「ウォーデン」の実装が予定されている。このクラスはエレメンタルアタックに特化しており，また物理ダメージを軽減する「バークスキン」を付与できる。さらに，近接武器に強力なバフを付与するアイテム「チンキ」にも特化している。
本作はPS5，Xbox Series X|Sにおけるプレイ体験の改善に取り組んでいるが，次期アップデートによりローディング時間の短縮など，さらに快適に遊べるようになるようだ。加えてビジュアル面も改善されており，最高解像度のテクスチャとウォーターエフェクトが適用されたり，新たなアップスケーリングアルゴリズムやアンチエイリアシングパスが追加されたりするとのこと。
さらにコンシューマ機版では，可変リフレッシュレートをサポート。また，オプションの設定で解像度や画質，フレームレートのいずれかを優先できるようになる。
さらに快適にプレイできるように，さまざまな機能の追加や改善も予定されている。以下，その一部となる。こうした機能の追加や改善は引き続き行っていくようだ。
そのほか，大規模なバランス調整やエンドコンテンツの改善・変更などもあるが，詳細はパッチノートを参照してほしい。なお，キャンペーンにもさまざまな追加要素があるので，ぜひプレイして発見してほしいとアピールしていた。
本稿では，その内容をまとめてお伝えする。
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「Path of Exile」公式サイト
「カルグールの開拓者たち」チャレンジリーグ
「カルグールの開拓者たち」のチャレンジリーグでは，遠征リーグでおなじみのDannig，Rog，Tujen，Gwennenといったキャラクターが登場。カルグール人の彼らは，レイクラストとの貿易ルートを確立すべく，両都市の間に新都市「キングスマーチ」を築こうとしており，プレイヤーを含む多くの人々を雇用している。
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プレイヤーはカルグール人から，都市の建設に必要な資源を探すように依頼される。その冒険では，腐敗に侵された鉄の鉱脈「クリムゾンアイアン」が見つかるかもしれない。しかし，この鉱脈の近くには危険な敵が潜んでいることもある。
また「オリハルコン」が見つかることもあるが，この鉱石は悪魔が崇拝しているため，採掘するには解放が要だ。そのほか，心ない敵を引き寄せる「石化した琥珀」や，元素と強い親和性を持ち，地域を不安定にさせる「ビスマス」，守っている敵が強いほどレアリティが高くなる「ベリシウム」が見つかることだろう。
これらの資源は守護している敵を倒すと入手でき，その鉱床に採掘用のタグを付けられるようになる。
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キングスマーチでは採掘や精錬，消毒，農業などの作業を手伝ってくれる労働者を雇う必要がある。それぞれの労働者には専門分野があり，必要な賃金も設定されている。プレイヤーはリーグの進行中，それぞれの職種に最適な労働者を見つけ，賃金の支払いや安全の確保をして彼らを生存させなくてはならない。
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都市を発展させていくと港を建設できて，カルグールとカルイ港を結ぶ航路を確立し貿易を行えるようになる。獲得した資源を船に積み込み，選択した港に送ると，貿易商が最適な取引になるように交渉してくれる。船が戻ってくると通知が届くので，プレイヤーは好きなタイミングで都市に戻り，報酬を受け取れる。
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カルグール人は海運だけでなくテクノロジーにも力を入れており，ハイストリーグのエンジニアであるIslaを雇っている。リーグの終盤戦になると，Islaはカルグール仕様の地図制作を手伝ってくれる。
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クラフトサービスもあり，Dannigが操作するルーン細工台は，カルグール人の強力な鍛冶術により武器にルーンの魔法を刻み込める。ルーンの種類や組み合わせは多数あり，武器に適用できる新たな技術をアンロックすることも可能だ。
また人気のあった組み替えシステムも復活する予定で，2つのアイテムを組み合わせて，それぞれの最高のモッドを1つのアイテムに集約させられる。
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カルグール人は，ブラックマーケットや闇の取引に精通したハイストリーグのNPC・Faustusを雇用している。このNPCを介すると，通貨やアイテムのほとんどをほかのプレイヤーと非同期で売買が可能となる。この機能の実装には，今後も非同期取引が必要とされるか否かを確認するための実験的な意味もあるそうだ。
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都市が発展すると，いい意味でも悪い意味でも注目が集まるようになる。「カルグールの開拓者たち」では，終盤に3人のボスが登場してプレイヤーの築き上げたものを狙ってくるようだ。彼らは労働者を捕らえて，身代金を要求するかもしれない。そのとき，彼らと対峙するのか，要求どおり金銭を支払うのかの判断を求められる。
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剣闘士の再調整
3.25アップデートでは，剣闘士が再調整される。これまで同様，出血効果とブロックに関するパッシブスキルに加え，一部のスキルが新しいものに置き換えられる。
また，二刀流で異なる武器を組み合わせることにより，さまざまな強力なボーナスを得られるようになった。たとえばダガーはクリティカル率が上がり，メイスは効果範囲が広がるといった次第である。
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新クラス：ウォーデン（Warden）
レイダーに代わる新たなアセンダンシークラスとして，「ウォーデン」の実装が予定されている。このクラスはエレメンタルアタックに特化しており，また物理ダメージを軽減する「バークスキン」を付与できる。さらに，近接武器に強力なバフを付与するアイテム「チンキ」にも特化している。
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PS5，Xbox Series X|Sのネイティブサポート
本作はPS5，Xbox Series X|Sにおけるプレイ体験の改善に取り組んでいるが，次期アップデートによりローディング時間の短縮など，さらに快適に遊べるようになるようだ。加えてビジュアル面も改善されており，最高解像度のテクスチャとウォーターエフェクトが適用されたり，新たなアップスケーリングアルゴリズムやアンチエイリアシングパスが追加されたりするとのこと。
さらにコンシューマ機版では，可変リフレッシュレートをサポート。また，オプションの設定で解像度や画質，フレームレートのいずれかを優先できるようになる。
クオリティ・オブ・ライフ（QoL）機能
さらに快適にプレイできるように，さまざまな機能の追加や改善も予定されている。以下，その一部となる。こうした機能の追加や改善は引き続き行っていくようだ。
- ゴールドを消費してパッシブポイントを振り直せる
- ウェイポイントは，通過するだけで自動的に開放される
- キーボードとマウスでプレイする際には，アイテムを遠くから拾える
- 一部のボスにライフバーを追加。今後対応するボスが増えていく予定
- アトラス（Atlas）上でマップにカーソルを合わせると，どの「占いカード」（Divination Cards）をドロップするかが表示される
- 死亡後に復活する際，「オーラ」（Auras）や「ヘラルド」（Heralds）などを再度アクティブにする必要がなくなった
そのほか，大規模なバランス調整やエンドコンテンツの改善・変更などもあるが，詳細はパッチノートを参照してほしい。なお，キャンペーンにもさまざまな追加要素があるので，ぜひプレイして発見してほしいとアピールしていた。
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「Path of Exile」公式サイト
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