2004/09/16 22:11 |
夏休み特集(「こちら」)でも紹介したIDVによるSpeedTreeデモの最新版が公開された。単一のデモだがシーン数も多彩に用意され,ソフトエッジの影がついたり,かなり遠くまできちんと描画されており,リアルタイム風景描画デモとしては最高峰のデキとなっている。単に表示のみではなく,衝突判定なども加わっており(ヘリコプターのローターが木にぶつかって止まるのはどうかと思うが),ゲームエンジンぽい構造に仕上がっている。 以前のバージョンに比べて草の表現がビルボード処理のようになっていて簡略化されすぎのきらいもあることや,Occlusion Cullingを使うとポリゴンの前後判定を間違える部分が多発するなど多少の問題もあるが,とりあえず眺めて楽しいデモだ。
NVIDIAの開発者サイトで,SppedTreeの最新版はDirectX 9.0cのオブジェクトインスタンシングを使っているというのが載っていたのだが,このデモでDirectX 9.0cランタイム+対応ドライバにしてみてもとくに変化は見られなかった。どこかにスイッチがあるのかもしれないので,もう少しいじり回してみたい。 (aueki)
→詳細&ダウンロードは「こちら」
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