ハイファイブ・エンターテインメント,MMORPG「ブライトキングダム オンライン」を今春スタート
「塩肉」(しおにく)との愛称で親しまれていた元KESPIの澤紫臣氏が,新会社ハイファイブ・エンターテインメントを設立したというニュースは,先日お伝えしたとおりだが,このたび,同社の運営第一弾となるタイトル「ブライトキングダム オンライン」が,正式に発表された。
まずは,澤氏が代表取締役を務めるハイファイブ・エンターテインメントについておさらいしておこう。2006年2月2日に設立された同社は,「オンラインゲームのパブリッシング」と,「オンラインゲームの開発」を主な事業内容とする会社だ。 パブリッシングについては,すでに4Gamerでも紹介したとおり,「ブライトキングダム オンライン」と「アリアスストーリー」という2本のMMORPGの国内運営が決定している。今回正式発表されたブライトキングダム オンラインに関しては後ほど紹介するが,アリアスストーリーの運営スケジュールは,今のところ明らかにされていない。 オンラインゲームの開発についても詳細は明かされていないが,すでに「事業アライアンス専門の法人営業部を設け,韓国および中国のインターネットゲーム開発企業との提携および,日本国内の顧客(受託開発など)の開拓を可能にしている」とのこと。日本の企画力/韓国の技術力/中国の人材力を融合させた企画/開発を展開していくようだ。 なお3月中に,メディア向けの「ハイファイブ・エンターテインメント設立記念発表会」が開催予定となっている。そこでは,サービス予定タイトルのデモンストレーションや,「上記2作以外のコンテンツ」に関しても説明があるらしいので,ぜひ楽しみにしていてほしい。
ブライトキングダム オンラインのローカライズに関しては,キャラクターデザインが日本向けに一新される。左が韓国版,右が日本版のイラストだ
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さて,今回正式発表されたブライトキングダム オンラインだが,これは韓国のARAGON Networksが開発するMMORPG「Shine Online」の日本語版だ。ハイファイブ・エンターテインメントは,現在同作のローカライズ作業を進めており,クローズドβテストに相当する「チェックアップ」を4月10日に,オープンβテストに相当する「ブラッシュアップ」を4月28日に開始する予定としている。 ローカライズについては,ゲーム内で表示されるキャラクターデザインを,日本向けに一新する作業が並行して進められており,ブラッシュアップ期間開始までに,専用のベンチマークプログラムも提供予定となっている。 これ以上の情報については,メディア向けの発表会で明らかになるはずだ。オンラインゲームへの造詣が深く,プレイヤーに対するサービスにも前向きな姿勢をとり続けた“塩肉”の「新たなビジョン」に期待しつつ,その日を待つとしよう。(大路政志)
これらは,ブラッシュアップ期間までに公開される予定の,ベンチマークプログラムの画面写真
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ブライトキングダム オンライン |
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