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ハイファイブ・エンターテインメント,MMORPG「ブライトキングダム オンライン」を今春スタート
2006/02/23 16:00
 「塩肉」(しおにく)との愛称で親しまれていた元KESPIの澤紫臣氏が,新会社ハイファイブ・エンターテインメントを設立したというニュースは,先日お伝えしたとおりだが,このたび,同社の運営第一弾となるタイトル「ブライトキングダム オンライン」が,正式に発表された。

 まずは,澤氏が代表取締役を務めるハイファイブ・エンターテインメントについておさらいしておこう。2006年2月2日に設立された同社は,「オンラインゲームのパブリッシング」と,「オンラインゲームの開発」を主な事業内容とする会社だ。
 パブリッシングについては,すでに4Gamerでも紹介したとおり,「ブライトキングダム オンライン」と「アリアスストーリー」という2本のMMORPGの国内運営が決定している。今回正式発表されたブライトキングダム オンラインに関しては後ほど紹介するが,アリアスストーリーの運営スケジュールは,今のところ明らかにされていない。
 オンラインゲームの開発についても詳細は明かされていないが,すでに「事業アライアンス専門の法人営業部を設け,韓国および中国のインターネットゲーム開発企業との提携および,日本国内の顧客(受託開発など)の開拓を可能にしている」とのこと。日本の企画力/韓国の技術力/中国の人材力を融合させた企画/開発を展開していくようだ。
 なお3月中に,メディア向けの「ハイファイブ・エンターテインメント設立記念発表会」が開催予定となっている。そこでは,サービス予定タイトルのデモンストレーションや,「上記2作以外のコンテンツ」に関しても説明があるらしいので,ぜひ楽しみにしていてほしい。

ブライトキングダム オンラインのローカライズに関しては,キャラクターデザインが日本向けに一新される。左が韓国版,右が日本版のイラストだ


 さて,今回正式発表されたブライトキングダム オンラインだが,これは韓国のARAGON Networksが開発するMMORPG「Shine Online」の日本語版だ。ハイファイブ・エンターテインメントは,現在同作のローカライズ作業を進めており,クローズドβテストに相当する「チェックアップ」を4月10日に,オープンβテストに相当する「ブラッシュアップ」を4月28日に開始する予定としている。
 ローカライズについては,ゲーム内で表示されるキャラクターデザインを,日本向けに一新する作業が並行して進められており,ブラッシュアップ期間開始までに,専用のベンチマークプログラムも提供予定となっている。
 これ以上の情報については,メディア向けの発表会で明らかになるはずだ。オンラインゲームへの造詣が深く,プレイヤーに対するサービスにも前向きな姿勢をとり続けた“塩肉”の「新たなビジョン」に期待しつつ,その日を待つとしよう。(大路政志)

これらは,ブラッシュアップ期間までに公開される予定の,ベンチマークプログラムの画面写真

ブライトキングダム オンライン
■開発元:ARAGON Networks
■発売元:ハイファイブ・エンターテインメント
■発売日:2006/07/19
■価格:基本プレイ料金無料,アイテム課金制
→公式サイトは「こちら」
アリアスストーリー
■開発元:北京光宇維思科技有限責任公司
■発売元:ハイファイブ・エンターテインメント
■発売日:2007/Q3
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.02/20060223160000detail.html