[韓国ゲーム事情#506]「ブライトキングダム」CBT,4月実施へ
Kimの韓国最新PCゲーム事情#506
「Shine Online」(邦題 ブライトキングダム オンライン),韓国で発表会開催。日本でのクローズドβテストは4月に実施(2006/3/23)
Text by Kim Dong Wook
「Shine Online」(邦題 ブライトキングダム オンライン)の制作発表会が,本日(3月23日),ソウルアニメーションセンターで開催され,現在までの開発状況と,今後のサービススケジュールが明らかになった。
この発表会では,約2年間の開発期間を要した本作品のムービー(以前公開されたものとほとんど同じ内容)が上映されたほか,本作用に開発されたベンチマークプログラムが公開された。 本作の総括プロデューサー,Yang Soon Young氏は,本作の特徴的なシステム「キングダムクエスト」「武器タイトル」「ミニハウス」などを紹介するとともに,「ギルドシステム」など今後追加を予定している要素も発表していた。
またこの日は,本作の中国サービスを担当する光通通信発展有限公司のLeung副社長と,日本サービスを担当するハイファイブ・エンターテインメントの澤紫臣社長も出席。 とくに澤氏は,流ちょうな韓国語で祝福の言葉を述べ,韓国内のプレスや関係者達から盛大な拍手を受けていたのが印象的だった。 ちなみに澤氏は,本作について「韓国産MMORPGが持つ楽しさの要素を,すべて集約している点に,以前から強い関心を持っていた。本作で,MMORPGをまだよく知らない日本のゲーム初心者達を引きつけ,市場の拡大を図ると同時に,コアゲーマー達にも,魅力的な要素を数多く提供できるよう,開発元のARAGON Networksと協力していく」と語った。
発表会終了後,会場を後にしようとする澤氏に,本作の日本展開について聞いてみたところ,「3月中にハイファイブ・エンターテインメントの設立記者発表会を行い,本作の詳細なサービススケジュールはそこで公開する予定です。最初のクローズドβテスト『チェックアップ』を,4月10〜15日頃に行うという予定に,今のところ変更はありません」とのこと。 ARAGON Networksにも確認したところ,「ローカライズ作業は順調に進んでおり,ハイファイブ・エンターテインメントも非常に熱心に取り組んでくれています。4月頃には,日本のゲーマー達にプレイしてもらえるでしょう」と語ってくれた。
なお,韓国でのオープンβテストは,4月の頭に開始されることが,この日発表されている。多くの場合,韓国と日本ではサービス開始のタイミングに大きな差が生じるものだが,本作ではその差がかなり小さなものになりそうだ。 日本のオンラインゲーマー達から,支持を受けている澤氏の情熱を含め,本作は非常に気になる作品になりそうだ。
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ブライトキングダム オンライン |
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