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1080p/60fps対応のAVerMedia製ビデオキャプチャデバイス「Live Gamer EXTREME」が発売。「PC側でのハードウェアエンコード」が可能に
メーカー想定売価は2万円台後半とされており,Amazon.co.jpでの販売価格は2万6784円(税込,2015年7月1日現在)となっている。
GC550自体は,ハードウェアエンコーダを搭載しないキャプチャデバイスだ。AVerMediaが推奨する“PC側ハードウェアエンコーダ”は,GPUが「GeForce GTX 660」以上,CPUが「Core i5-4440」以上とされているので,要するに「NVENC」もしくは「Quick Sync Video」が推奨されるという理解でいいだろう。AMD製GPUやAPUに統合されるVCE系エンコーダがサポート対象か否かは明らかになっていない。
なお,これらハードウェアエンコーダに頼らず,ソフトウェアエンコードを行うことも可能で,この場合,リアルタイム処理には「Core i7-4770」以上が必要とされている。
本体側ではHDMIとコンポーネントの2系統入力に対応しており,本体側に用意されたHDMI Type A端子を用いたデジタル入力か,付属の独自端子−コンポーネント変換ケーブルか独自端子−PlayStation 3専用端子変換ケーブルを利用したアナログ入力を利用できる。本体前面側には,3.5mmミニピンの音声入力を2系統装備しており,実況音声をゲームの音声に重ねての録画も可能だ。
AVerMedia製品でお馴染みのキャプチャソフト「RECentral」は,GC550専用の「RECentral 2」となっており,先述した「PC側のハードウェアエンコーダ」を利用するための設定項目が追加されている。また,ライブ配信用にWebカメラで取り込んだ自分の顔をゲーム映像に重ねたり,録画中の映像をカット編集したりできるようにもなっているとのことだ。
1080p/60fps対応のAVerMedia製USB 3.0接続型ビデオキャプチャデバイスというと,2014年3月に国内発売された「CV710」を思い出す人も多いだろうが,CV710はソフトウェアエンコード専用で,マイク入力もなく,ゲーム用途を考えると,やや手軽さを欠いていた。それだけに,今回のGC550が気になる人は多いのではなかろうか。
価格はさすがに低くないが,性能重視でゲーム用のビデオキャプチャデバイスを手に入れたいという場合には,候補になりそうである。
Live Gamer EXTREME GC550をAmazon.co.jpで購入する(Amazonアソシエイト)
Live Gamer EXTREME GC550 製品情報ページ
〜1080p/60fps超高画質でHDMIパススルーに対応し、遅延ゼロで映像を表示・録画〜
株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は、AVerMedia TECHNOLOGIES社製のUSB 3.0対応のゲーム録画・ライブ配信用キャプチャーデバイスの最上位機種「Live Gamer EXTREME (ライブ・ゲーマー・エクストリーム) GC550」の取り扱いを発表。Amazon限定にて7月1日より先行予約受付を開始いたします。
「Live Gamer EXTREME GC550」は、USB 3.0の高速データ転送により、1080p/60fps超高画質で録画することができ、PS4、Xbox Oneなどの次世代ゲーム機の録画に最適です。HDMIパススルー機能を搭載しており、大画面ディスプレイに遅延ゼロでゲーム動画を表示することが可能。FPSゲーム、アクションゲームも遅延を気にせず楽しめます。録画した動画はソフトウェア画面上のボタン一つで手軽にFacebookやYouTubeにアップロードできるほか、編集ソフトで動画編集を行うことも可能です。
また、3.5mm MIC/AUX入力経由で、実況音声(マイク音声)や好きな音楽とゲーム音声をミックスすることができます。専用キャプチャーソフト「RECentral 2」はピクチャー・イン・ピクチャー(PiP)機能を搭載したことで、ゲーム画面に、Webカメラの映像・画像などを重ねて、録画・ライブ配信をすることが可能。ライブ配信に特化した機能を充実しているので、ゲーム実況をチャレンジしたい人にとって最適な製品です。
◆製品情報
メーカー:AVerMedia TECHNOLOGIES
製品名:Live Gamer EXTREME(ライブ・ゲーマー・エクストリーム) GC550
型番:GC550
発売時期:2015年7月
予想市場価格:2万円台後半
製品情報URL:http://www.ask-corp.jp/products/avermedia-technologies/game-capture/gc550.html
Amazon販売ページ:http://www.amazon.co.jp/dp/B00ZOXYQ26
◆製品仕様
製品名 | Live Gamer EXTREME (ライブ・ゲーマー・エクストリーム) GC550 |
---|---|
接続インターフェイス | USB 3.0 |
対応入力端子 | HDMI×1、COMPONENT×1、3.5mm AUX IN×1、3.5mm MIC IN×1 |
対応出力端子(パススルー) | HDMI |
最大入力解像度 | 1920×1080 (60fps) |
最大録画解像度 | 1920×1080 (60fps - 60Mbps) |
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード ※ 専用ソフト「RECentral 2」を使用する場合は、CPU/グラフィックボード内蔵のハードウェアエンコーダにも対応しております。 |
付属ソフト(Windows) | キャプチャーソフト「RECentral 2」、カバーデザインソフト「Cover Creator」 |
録画・静止画キャプチャー形式 | MP4、JPG |
対応サードパーティ製ソフト(Windows) (2015年7月現在) |
DirectShow 対応ソフトウェア(XSplitなど) ※ サードパーティ製ソフトによっては対応できない場合もあります。 |
付属品 | USB 3.0ケーブル、3.5mm オーディオケーブル、HDMI ケーブル、コンポーネント変換ケーブル、専用PS3接続ケーブル、クイックガイド、ロックネジ、カバー、XSplitプレミアムギフトカード(3ヶ月) |
電源 | USB 3.0バスパワー |
型番 | GC550 |
JAN コード | 4710710677558 |
アスクコード | DV399 |
予想市場価格 | 2万円台後半 |
発売時期 | 2015年7月 |
動作環境 | 対応OS:Windows 8.1 / 7(64/32 ビット) 接続インターフェイス:USB 3.0 ※ Intel製のUSB 3.0ホストコントローラに対応しております。 ※ USB 3.0ホストコントローラに関する詳しい情報、注意事項等はGC550の製品ページのQ&Aをご確認下さい。 ※ USB 2.0には対応しておりません。 ※ Windows Updateを通して、PCのUSB 3.0ホストコントローラ、グラフィックボードのドライバなどをアップデートすることをお勧めします。 デスクトップパソコン―推奨環境?(CPU/グラフィックボード内蔵のハードウェアエンコーダ必須) CPU Intel Core i5-4440 3.10GHz(Haswell)以上 グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 660同等以上 メインメモリ 4G RAM以上(8G RAM推奨) デスクトップパソコン―推奨環境?(ソフトウェアエンコーダ使用) CPU Intel Core i7-4770 3.4GHz(Haswell)以上 グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 660同等以上 メインメモリ 4G RAM以上(8G RAM推奨) ノートパソコン(CPU/グラフィックボード内蔵のハードウェアエンコーダ必須) CPU Intel Core i7-4700(Haswell)以上 グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 870M同等以上 メインメモリ 4G RAM以上(8G RAM推奨) |
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