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AVerMedia,実況配信初心者向けセット「Live Streamer 311」を発売。USBキャプチャデバイスとマイク,Webカメラがセットに
AVerMediaが,2019年5月に行われたCOMPUTEX TAIPEI 2019で披露したLive Streamer 311は,以下に示す3つの製品が1パッケージに収めてある。
- Live Gamer Mini GC311(以下,GC311):USB接続型ビデオキャプチャデバイス
- USB Microphone AM310(以下,AM310):USB接続型コンデンサマイク
- Live Streamer CAM 313(以下,CAM 313):USB接続型Webカメラ
HWエンコーダ内蔵で1万3000円前後の超お買い得1080p/60fps HDMIキャプチャの普及モデル「GC311」が日本発売,格安実況スターターキットも登場か
COMPUTEX会場ではビデオキャプチャデバイスで有名な台湾AVerMedia Technologiesブースに,コストパフォーマンスの非常に高そうなデバイスが出展されていた。HWエンコードで1080p/60fps録画に対応する「GC311」だ。これにマイクとWebカメラをセットにした安価なゲーム実況配信者スターターキットも用意されるという。
それぞれ,単体でのメーカー想定売価は順に2万370円前後,1万2500円前後,7370円前後と,合計で4万円を超える製品がセットになっているので,かなりお買い得と言っていい。
セットの中身を簡単に紹介しよう。
まずGC311は,ハードウェアエンコーダを内蔵する外付けキャプチャデバイスで,仕様的にはAVerMediaの人気商品である「AVT-C875」からSDカードリーダーや単体録画モードを省略したような製品だ。
ただし,4K映像やHDR映像の録画には対応していない。
しっかりとしたスタンドのついたコンデンサマイクのAM310は,実況用途に適した単一指向性のマイクとなっている。Windows 10からはUSBサウンドデバイスとして認識されるので,マイクの側面にある3.5mmミニピンのヘッドフォン端子にヘッドフォンをつなげば,マイク経由でキャプチャ音声を聞くことも可能だ。
最後のCAM 311は,ディスプレイの上にも設置できる小型スタンドの付いたWebカメラである。最大解像度は1920×1080ドットで,30fpsの映像をキャプチャできる。AVerMedia製のビデオキャプチャ・配信ソフトである「RECentral 4」を使えば,難しいことを考えなくても,GC311で取り込んだゲームの映像に,CAM 311で撮影した自分の姿を重ねて配信や録画することが可能だ。
AM310 |
CAM 311 |
入門者向けとはいうものの,セットの内容は充実しており,幅広いユーザーに適した製品と言ってもよさそうだ。
AVerMediaの一般消費者向け製品情報ページ
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