[韓国最新ゲーム事情#312]「Shine Online」βテストが大人気
Kimの韓国最新ゲーム事情#312
「Shine Online」,クローズドβテスト参加者募集に2万5000人が殺到(2005/3/2)
Text by Kim Dong Wook特派員
少年コミック風の独特なグラフィックスが特徴的な3D MMORPG「Shine Online」では,3月1日から3日までの期間に第一次クローズドβテストを行っているが,同作の開発元であるARAGON NETWORKS社の発表によると,テスター募集開始から1週間で2万5000人から応募が殺到したという。クローズドβテスト参加者の枠は限定999人だから,なんとその約25倍もの応募があったというわけだ。
今回行われているβテストは,"太陽サーバー"で男女合わせて全8種類のメインキャラクターと,80種類以上のアイテム,ゲームのスタート地点であるルーメン村とその周辺,"カラシアンテンプルダンジョン"など全6種類のフィールド,そして20種類以上のモンスターが公開されている。この条件で,サーバーの安定性を中心に,ゲーム内でのアイテム売買,各職業別の戦闘やスキルといった,ゲームの中核となる部分が重点的にテストされているようだ。 このゲームでは,ゲーム上のあちこちに"シャイナー"と呼ばれるGMが配置されているのが特徴なのだが,彼らはテスター達にプレイ方法,マップガイド,モンスター,アイテムなどの情報を伝えると同時に,テスターの意見を積極的に聞いているという。従来のMMORPGの多くがNPCにプレイヤーのナビゲートを任せっきりにしているのに対し,直接的な対人サービスが採用されていることは,テスター達に好評なようだ。
今回のクローズドβテストについてARAGON NETWORKS社のPark, Jun Seo社長は「公式サイトではイメージなどしか公開していないのに,2万5000人もの応募者が集まったという事実は,(MMORPG市場が飽和状態だと言われているが)私達が目指す"グラフィックス的に差別化された隙間MMORPG市場"が実在することを証明している」と語っている。 また,今後予定されている第二次,第三次のクローズドβテストでも「テスター達の要求を受け入れて,コンテンツを充実させていく」とのことだ。
なお,Shine Onlineの詳しい内容については,プロデューサーを務めるYang, Soon Young氏へのインタビュー記事を「こちら」に掲載しているので,参照してほしい。
「Shine Online」 →公式サイト(韓国)は「こちら」 →紹介ページは「こちら」
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